2013年1月6日

ツイートまとめ

医師に医学問答を持ちかけて、勝った負けたで本物ニセモノ信用できるできないを判断しようとする人は、パイロットに航空力学問答をぶつけているようなもんだと思う。大切なことは治るかどうか、堕ちずに飛ぶかであって、知識で勝って実践で負けるなんてのは意味がない。
車の種類、仕組み、標識の意味などを完璧に知っているからといって、運転がすごく上手いとは限らない。これは医療にも同様のことが言える。
ネット上で、「そんなことも知らずに精神科医やっているのか」と攻撃してくる人には、こう答えよう。「そんなに知っているのに、なぜ精神科医でないのか」
『共依存』という単語は非常にキャッチ―であるため、やたら頻繁に使ってしまう人がでる。そういう浅い人にかかれば、何でもかんでも「共依存」である。そしてそんな使い方をされるうちに、言葉はその重さを失い、フロイトの「無意識」のように、何てことのない「ただの言葉」になってしまう。
子は親を頼り、親もまた時に子を頼る。家族なのだから当たり前だ。また子も親も、友人を頼る時があり、友人からも頼られることがある。ごく自然なことである。その関係性が病的であるかどうか、共依存という状態かどうかは、ごく表面だけを見ても分かりようがない。いや分かる、と言う人は浅いのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。