2014年7月30日

ボイラーから煙がモクモクたちこめていたので119番した

我が家の給湯は灯油式のボイラーである。
出勤前にシャワーをするのが日課で、先日もいつも通りシャワーを浴びて家を出たが、玄関で異様な臭いが気になった。そこでまさかとは思いつつ、念のため裏庭にまわってボイラーを見てみたら、なんと煙がモクモクと出ているではないか。一瞬だけ思考が停止した。

え? これから燃えるの? 火事? マジ!? 

どうしよう。まずは妻に電話を……、いや違う、その前にいつも灯油を入れてくれているガス屋さんに電話を……、いやいや違う違う、まずは不動産屋に電話を……、いーや違うだろ、そう、まずは119番だ。

人は皆「自分だけは死なない」と思っている -防災オンチの日本人-

ふと最近読んだ本を思い出した。この本の中で著者も自宅のボイラーが出火した話を書いていた。防災専門家の著者でさえ、あまりに驚いた時には最初にとるべき行動(周囲へ報せる)がブレたらしい。

田舎の我が家は、周りに報せる家がない。妻子は里帰り中である。

そういうわけで、119番して来てもらったのだが、でっかいポンプ車一台と小さな消防車がやってくるというかなり大げさなことになってしまった。119番のあとに連絡を入れた不動産屋さんも来てくれて、最終結論はボイラーの老朽化による不完全燃焼。この手のボイラーは8-10年で故障するのが普通らしい。

その後、警察と駐在さんがやって来て、消防隊、警察、駐在さんのそれぞれから事情聴取。同じ説明を3回くり返した。毎回、職業のところで「あそこの病院の精神科医です」と答えると、
「あ、いつもお世話になります」
「いえいえ、こちらこそ」
みたいな感じで互いに挨拶をすることになった(笑) この地域の患者は不必要な救急車利用が多いし、警察は精神科患者との縁が深いので、それぞれ精神科と接点があるのだ。

最終的には不動産屋さんが大家さんに連絡して、ボイラーを交換することになった。30万円くらいするらしい。

今になって思うが、写真くらい撮っておけば良かった。とっさにカメラを思いつかないあたり、どうしたって報道写真家にはなれないなと妙なことを考えたのであった。

2 件のコメント:

  1. ししとう432014年7月31日 2:03

    とっさに119番が思い浮かばないのは、そういうものらしいです。
    昨秋の九州旅行で傍聴した、長崎地裁の強制猥褻事件の被害者も、犯人逃走のあと、110番が思い出せず、結局現場の近所に住む人がした。
    先ごろあった(どこだったか忘れた)、女性の失踪事件でも、110番でなく婚約中の同棲相手に「警察に電話して」と携帯から電話した。

    ともかくは、大ごとにならなくて何より。
    そして、奥さんとサクラちゃんがいない時で、良かったのではないですか?

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    1. >ししとう43さん
      去年の九州旅行にはそういう目的があったんですねぇ。裁判傍聴、興味あるんですが……。

      大ごとにならなくて良かったです、ほんと。俺が出勤して、妻と子供たちだけで煙を見たら、妻はきっと動転しただろうし。と消防士さんも言っていました。
      「こういう時、やっぱり女性のほうがパニックに陥りやすい」
      まぁ人にもよるのでしょうけれど。

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