2015年1月7日

小さなけじめが、全体に良い影響をもたらす

患者として、その医師が率いるチームで大惨事が起きるかどうかを見抜く一つの方法として、医師が看護師にどう接しているか、看護師が医師に妙にビビッていないかを見れば良い。

医師と看護師が、緊張関係を保ちつつ和気あいあいとしているのが理想。馴れ合いだとずさんな医療によるミスが起こる。医師が恐怖政治をやっていると大惨事の礎になる。

医師と看護師が、患者の前であだ名で呼び合ったり、タメ語で語り合ったりする場合は「馴れ合い」と判断して良い。接客業では必ず、客に見える「表」では「同僚の苗字にさん付け、丁寧語」と指導される。

些細なことではあるが、些細であるだけに、「それくらいのことができている」か、「それくらいのことさえできていない」のかが分かる。

ふたたび医療者側の話に戻るが、俺の場合で言えば、例えば新人の心理士Mくんのことを普段は「Mくん」と呼ぶが、患者の前でMくんに電話をかける場合には「M先生」と呼び、丁寧語で話すように心がけている。

これは接客業と同じで、顧客からの信頼感を得るためのある種のテクニックであるが、そういう小さなけじめは、自然とその他の部分にも良い影響をもたらすものだ。

2 件のコメント:

  1. 本当にその通りだと思います。私も精神科医ですが、スタッフの方々と馴れ合いという友達的な関係になっているのもまずいし、傲慢に上から目線でスタッフに指示するのも、結局は患者さんのためにはならないとつくづく感じてます・

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    1. >正木泰輔さん
      患者さんとの距離も大切ですが、スタッフとの距離感って凄く大事ですよね。
      医師、看護師、患者の3者がいる場面で、医師と看護師の距離が、医師・患者、看護師・患者の距離より近ければ、患者さんは疎外感を感じてしまいます。

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