2015年3月25日

精神科医は儲けるために大量処方するのか?

精神科について、薬をたくさん出せば病院が儲かると誤解している人は未だにたくさんいるが、医師は薬を一錠処方すれば何円もらうというような商売ではない。

それどころか、薬を増やせば、そのぶん副作用の訴えが増える可能性が高くなる。そうすると診察時間が延びてしまい、結果として一日でみられる患者数が減る。精神科の外来は「通院精神療法」というものが主な収入源なので、患者数が増えないのは致命的である。

患者数を多くみようと思うなら、つまり儲けたいなら、シンプル処方にしておいたほうが良い。これは精神科医なら誰もが知っていることである。つまり、「儲けるために大量処方にしている」というのは真実の真逆であり、まったくの誤解なのだ。

2 件のコメント:

  1. でも、統合失調症の患者とまでは言い切れない、もしくは精神を煩っていると周りに思わせたほうが都合がいい人に比較的副作用が出にくい薬を大量に出すってのはあり得るのかなと個人的には思います
    患者と医者が共犯関係の場合ですね

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    1. >匿名2015年3月28日 15:08さん
      たしかに、出し方にはその時その患者に応じた「量」がありますね。200mgを「20mgの10錠」で出すとか。とはいえ、それで医師が儲かるってことはやっぱりないです……。

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