2015年4月6日

診療ヒントの見つけ方 『アイデアのちから』

クリスマスや誕生日に向けて、家族への贈り物を選んでいると想像してみよう。
「お父さんはジャズが好きだから、素敵なCDがあれば見逃さないようにしよう」
「お母さんは料理が趣味だから、なにか良い調理器具があればチェックしておこう」
そんなことを頭の片隅で思いつづけるようになる。そして、たまたま出かけたところでジャズの新譜、あるいは画期的な調理器具を見つけたら、ほとんど無意識にプレゼント候補として目をつける。

これは多くの人が自然と行なっていることである。この無意識に近い目の向け方の状態を「プレゼント・メガネ」と呼ぶとすると、生活の中には同じような「メガネ」がたくさんある。例えば俺は「精神科メガネ」というのをいつもかけている。いろいろな患者のことが無意識に頭の中にあって、読んだ本、観る映画、聴いたラジオなど、あらゆるものの中にちょっとしたヒントを見つけることができる。

だからといって、私生活でも仕事のことばかり考えているというわけではない。たとえばプレゼント・メガネにしても、両親の誕生日が近いからといって、いつも親のことを考えているような人はほとんどいないのだ。


上記は、本書の一部を読んで広げた考えで、アイデアや思考のヒント満載の良書である。

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