2015年10月2日

医師が使い分けるべき「天皇」「宰相」「皇帝」‏としての振る舞い

病棟で患者を受け持つ主治医は、天皇のようにただ象徴として存在しているだけで患者にもスタッフにも安心感を与えられる時と、民主主義体制の宰相のように振る舞うべき時と、専横政治の皇帝のように独善・唯我独尊的に断行すべき時とある。

このあたりのバランスに絶対的な基準というものはなく、医師の個性、各スタッフの個性、スタッフが集まった時の雰囲気(「集団としての個性」と言っても良いかもしれない)、それからそれぞれの患者の個性によって変わるだろう。

臨機応変を求められるのが医療の常ではあるが、医師は場面に応じて「天皇」「宰相」「皇帝」を使い分ける必要がある、という認識だけは持っておいたほうが良い。決断力と勇気が特に強く求められる「皇帝」は、あまりやりたくないけれど……。


※ 天皇については教科書的な「象徴として」という例えであって、俺自身の主義主張を含むものではなく、他意はない。

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