2016年1月1日

新年の抱負 「マタニティ・グリーフケアのチームを作る」 その一環で産科医が貸してくれた本 『ごめんね、ありがとう』 『ママ、さよなら。ありがとう』


精神科に通う女性の流産をきっかけに、当院にマタニティ・グリーフをケアするための体制が整っていないことを知った。当院で勤務してもうすぐまる6年になる。それだけ長く勤務していたのに、そういう大切な部分を見過ごしてきたことを大いに反省した。そもそも精神科と産科のある総合病院でマタニティ・グリーフケアのシステムがなかったというのがおかしいと思うが、それだけ難しいところでもあるのだろう。

どうにかしてマタニティ・グリーフケアのチームを作りたい。そういう想いを抱いて、産科医と話していると、この2冊を勧められた。

ファンタジーだと言われればそうかもしれない。オカルトと笑われればそうかもしれない。俺自身がこの2冊の内容をそのまま信じているのかと聞かれれば、いやそういうわけではないと答えるだろう。では、この2冊はまったく信用のおけない本なのかと問われたなら、それは違う、そうではないと断言する。

うまく表現できないのがもどかしいのだが、この本はうまく生まれることができなかった赤ちゃんのママとパパを癒すために存在しているということ。この本だけで癒されるわけではないと思うし、逆にこれらの本で癒しとは反対の感情を抱く人がいるかもしれない。それでも俺は、これらの本には価値があると信じている。


ただ一つ言えるのは、胎児の心拍停止を知らされて目の前で涙する女性に、

「赤ちゃんのために、いっぱい泣いてあげましょう」

と声をかけたのは、決して間違いではなかったということ。『ママ、さよなら。ありがとう』で語られている「赤ちゃんは、お母さんに笑って欲しい」という考え方とは異なるが、それでも方向性というか、目指すところは同じだという気がした。


1月1日に敢えてブログをアップしたのは、新年の抱負としてである。


今年度中にチームの形を作ります。 

0 件のコメント:

コメントを投稿