2016年5月18日

ジャンキー番長・清原が、まだジャンキーでも番長でもなく、モンスター級の新人だった時代の話 『ルーキー』


覚醒剤使用の罪で逮捕された清原和博のルーキー時代を追ったルポタージュ。もっと正確に言えば、清原和博という天才バッターと交差した人たちについて触れつつ、彼らによって語られる「清原和博」像を書き記したものである。

清原がなぜ、覚醒剤という害悪に手を出してしまったのか、それは清原自身にしか分からないだろうし、もしかすると、今となっては本人でさえきちんと説明できないかもしれない。もともと野球少年でもない俺は、清原の再起・社会復帰があるかないかにはあまり関心がない。ただ、確実に一時代のヒーローとして輝いていたはずの彼が、どのようにして道を誤ったのかは知りたいし、彼と勝負したり支えたりしてきた人たちが今どのような心境なのかには興味がある。いずれそのような本が出るだろうが、まずはルーキー清原を描いた本書を読んでみることにした。

内容は非常に面白かった。著者は平成7年に他界したが、もし今のジャンキー番長・清原を見たら、どんなことを考え、どんなルポを書くのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。