2016年6月3日

値段も手ごろだし、文章もそう多くないので、発達障害の子どもを持つ両親にお勧め 『発達障害の子どもたち』


患者としてだけでなく、同僚や親族にも発達障害の人がいる。そして、同僚や家族として接する場合、やはり精神科医である自分も対応に悩んだり迷ったりしてしまう。

これまでにも発達障害関連の本は読んできた。それで診療が上手くなったり、発達障害のある同僚・親族との付き合いが円滑にいったりということはないのだが、少しずつ彼らの持つ独特な視点や考え方が分かってきたような気がする。気がするだけかもしれないが。

本書は一般向けに書かれた本で、特に発達障害の子どもを持つ両親にお勧めである。著者のスタンスがかなり現実的で、理想に偏ることもなく、かといって妙にひねくれてもおらず、素直な気持ちで読み進めることができた。

値段も手ごろだし、文章もそう多くない。我が家の長女が幼稚園に通い始め、妻は発達障害の子を持つ親から相談を受けることが増えてきたらしい。少しなりともアドバイスできるように勉強したいというので、まずは本書を勧めたところである。

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