2016年8月9日

リーダー職にある人には、ぜひ読んでみて欲しい 『野村ノート』


転勤のある医師は、野球の監督に似ている。

転勤先の病棟で働いているのはプロのスタッフたちである。野球と同じで、それぞれの技術やモチベーションには差があるし、全体としての雰囲気や風土がある。「治療」という勝負で「改善」という勝利をつかむため、医師はチームを自分の理想の形に創り変えていかなければならない。

そう考えると、野球監督の組織論からは得ることが多い。中でも野村克也は、野球そのものやチームを多角的に研究しているので、読んでいてナルホドと思うことが多い。

本書で印象に残ったのが、リーダーとして大切な3つの能力として挙げられた、問題分析能力、人間関係能力、未来創造能力である。特に最後の未来創造能力について語られており、これには非常に共感することが多かった。

ただし、創造の前には想像が必要。つまり、どういう病棟にしたいか、ということ。このビジョンがなければ、なにも創造なんてできないのだから。

リーダー職にある人には、ぜひ読んでみて欲しい。野球の細かい話も出てくるが、そのあたりは俺もすっ飛ばした。野球に興味がなくても得るものは多いはずだ。

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