2018年2月27日

誕生日プレゼント、上から見るか、横から見るか

6歳になる長女サクラへの誕生日プレゼント。本人の希望はディズニー・マジカル・パッドで、Amazonでは1万2千円ちかくもするのにレビューが散々という、「お買い損」がほぼ確実なものである。

サクラが強く望んでいるのだから……、いやいや、せっかく1万2千円も出すのに……、でもサクラ自身この失敗からなにか学ぶかも……など、あれこれ悩んだ。

そして、結論が出た!!

買おう。

これは長女がどうこうという問題ではなく、親である俺自身にとって教育的な価値のあることなのだ。つまり、

「いずれもっと成長した娘のやりたいことが、親の目からは『失敗するのが明らか』に感じられたとしても、その失敗による傷が取り返しのつくものなら、グッとこらえて応援する」

これのプチ版が、きっといまなのだ。

「こんなに娘が欲しがっているのだから」とか「せっかく1万2千円も出すのに」とか、そういうことを頭から追い出して、俺自身の「グッとこらえる能力」を高めるための小さなステップ。そう考えてみる。

もちろん、これとは違う親子関係もあるだろう。上手く説得したり、気持ちを他に向けてみたり、あるいは強制的に決めたり。どれが望ましく、どれが悪い、というようなものではないはずだ。ただ単に、我が家の子育て、それも、手探りでやっている「現時点での子育て」が、いまの結論に達したというだけの話だ。

それに、長女をはじめとした子どもたちの多くが、生活やオモチャを「楽しむ天才」だ。日常のすべてが新鮮な子どもに対して、Amazonレビューを書いたのは、ほぼ全員が世の中のことを知りすぎてしまった大人たちだろう。大人が他の商品と比べたり、値段と釣り合っているか吟味したりで失敗と感じたからといって、子どもも同じように感じるとは限らない。いやむしろ、親とは異なる感想を持つのが普通ではなかろうか。

よし、長女の「楽しむ才能」に賭けてみるのも一興だ!

ということで腹をくくったが、その後、一緒に商品検索するうち、さらに欲しいものを見つけた(マジカル・ミー・ポッド)。金額的には、ディズニー・マジカル・パッドの半値。これだって決して安くはないけれど、選んでいるときのキラキラした顔を見ると嬉しくなる。

プレゼントを渡すと、遊びながら「あ、すごい」と思わず声を漏らしたり、「パパ、ほら見て!」と報告してくれたり、そんな姿も微笑ましい。そしてその夜、長女サクラは、

「パパ、これ、ここにおいてねて良い?」

そう言って、枕もとにミー・ポッドを置いて寝た。そして、真夜中に目が覚めたときに手探りでミー・ポッドを触っているのを見て、プレゼントして良かったなぁとしみじみ思った。

1 件のコメント:

  1. ほんと悩みますよね。でも、そうやって悩みながら一生懸命な親の姿をお子さん必ずわかってくれますよ!

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