2017年5月26日

アルコール依存症から家族依存症へ、そして肥満とダイエットの話

独身時代、特に結婚直前には、一日の総摂取カロリーの半分以上がアルコールからだったことを思えば、現在の「平日はほとんど飲まない、土日も時々しか飲まない」という生活は驚天ものだ。

酔っ払うと子守りはキツくなるし、洗い物もダルくなる。育児や家事への責任感が、俺を酒の泥沼から救い出してくれた。

だから、万が一、想定外の不幸から家族をなくせば、確実にアルコールに走るだろうし、抜けられないとも思う。少し前は、一人静かに酒と本を楽しめる出張が嬉しかったが、最近は家族と離れるのがイヤになってきた。

結局これは、依存対象が酒から家族になっただけなのかもしれない。そしてこれが、極端なかたちでの「家族依存症」にならないのは、アルコールに対しても「依存もどき」のごとく中途半端だったことの延長かもしれない。

身を持ち崩すのにも、才能と勇気がいるのだと思う。その良し悪しは別にして。

酒の話から思い出したが、肥満もアルコール依存と似たところがある。一年前、ジョギングを始めて半年くらいやたら走っていたが、ある程度以下には体脂肪が減らず痩せなかった。走らなくなってから半年、今度はわりと自堕落に生活したが、ある程度以上は太らなかった。

太るのにも才能がいるし、逆に太る才能のある人ほどダイエットは効果があるのではなかろうか。アルコールで身を持ち崩す人のほうが、断酒から得られるものが大きいのと同じように。

太るのにある程度の素質・才能が必要だとすると、肥満を克服した人(つまり才能のある人)が勧めるダイエット法は、太る才能のない人にとっては無効か、時には害のほうが大きいかもしれない。

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