2011年12月10日

死ぬのはいやだよ。

質問 四
どうして、にんげんは死ぬの?
さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。
(これは娘が母親である私に向かってした質問です。
目をうるませながらの質問でした。正直、答えに困りました~)

谷川さんの答え
僕がさえちゃんのお母さんだったら、
「お母さんだって死ぬのいやだよー」
と言いながら
さえちゃんをぎゅーっと抱きしめて
一緒に泣きます。
そのあとで一緒にお茶します。
あのね、お母さん、
言葉で問われた質問に、
いつも言葉で答える必要はないの。
こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、
ココロもカラダも使って答えなくちゃね。
『谷川俊太郎質問箱』より抜粋。

未曾有の大災害を経験した今、この質問と答えの持つ意味は大きい。

2 件のコメント:

  1. たまに拝見させていただき(笑)、こんばんゎです。
    感想と体験を書かせて下さい(*^-^*)。

    この子は母親に「訴える」ことが出来たことが、
    素晴らしいと思います。
    そういう関係を持てている親子。

    私は幼少の頃、
    今思うと極度のストレスから原因不明の病になりました。
    点滴中に聞こえた母親とお医者様の会話…。

    医:「このままだと死にます・・・」
    母:「・・・・・・・・」

    この部分だけが記憶に残り、
    この頃から死を意識している自分がいる気がします。

    極度のストレス…
    発端は書けませんが、母には言えなかった。
    母がいつも、色々愚痴ったりして大変そうだったから。
    そして母は早く両親を亡くし、
    親戚宅で虐待を受けて育ったためか恐かったww。
    (最近、私は幼少時から
    家族の中でも解離していたと知りましたwww)。

    親も色々大変だけれど、
    『安心できる人、安らげる場所があるかどうか』は、
    子供が大人になったとき知ることになりますね。

    以上、私の簡単な体験から(笑)。

    センセー、また“そのうち”遊びに来るね♪

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  2. >ひかるさん
    たまに御拝読いただきありがとうございます(笑)

    医師とお母さんの会話、気になりますねぇ。
    いったいどんなやり取りだったのか。

    ご自分を今くらい見つめられるようであれば、
    これからも起こるであろう色々な困難も、
    乗り越えていかれるのではないだろうか、と思っています。

    ぜひまたの、ではなくて、ぜひたまの御来訪お待ちしております。

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