2012年1月8日

福島の子ども医療無料化検討の考え

野田総理大臣は、訪問先の福島県で記者団に対し、佐藤知事らが求めている、福島県内の18歳以下のすべての子どもの医療費を無料化することについて、検討する考えを示しました。
この中で野田総理大臣は、福島県内の18歳以下のすべての子どもの医療費を無料化することについて、「知事のみならず、何人かの方から協議会の中で指摘をいただいた。大変重要な課題であると受け止め、政府内でしっかり検討していきたい」と述べました。また、双葉郡内への設置を求めている中間貯蔵施設について「改めてお願いさせていただいたが、平成27年の供用開始に向け、細野大臣を中心に関係する県や町村にしっかりと説明をし、理解をいただくようにしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120108/k10015133671000.html
なぜ無料化にするのだろう? あれほど「安全」 と言い切っていたのだから、無料にする必要などないではないか。

俺個人の考えとしては、無料化には賛成だ。それは、原発事故の影響は少なからずあるだろうと思うから。だから、政府が無料化の理由として、「原発の影響が無視できない」というのなら納得できる。しかし、もし、「安全」「影響はない」と繰り返しながら無料化を進めようとしたら、そういう政府のどっちつかずで行き当たりばったりの方針に猛反対だ。

ところで、自民党。おそらく、次期政権は自民党になるだろう。これだけ民主党や原発を責めておいて、いざ政権を奪回したときに、「原発事故は調査の結果、やはり安全と認識」なんて脳みそ空っぽなこと言わないだろうな(いや、きっと言うだろうなという反語表現)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。