キャメロン・ディアスの可愛らしい演技に、トム・クルーズの少しすっとぼけた感じがマッチしたスパイ・アクション・コメディ。
派手さはあまりなく、謎解きもなく、サラリサラリと進んでいくので、物足りなさを感じた。星3つ。暇な人が観れば良いかな。
「タイトルに宅急便とはついていますが、ヤマト運輸の社員教育のための映画を作るつもりはありません」と宣言したそうだ。今でこそアニメ映画界の大御所・宮崎駿という感じだが、『魔女の宅急便』はまだジブリ5作目で、ジブリも現在のような絶対不動の王者ではなかったはずだ。その時点でここまで言い切るところがスゴい。というより、そういう気概があるからこそ、現在の高みにまでのぼれたのだろう。
「あ、そうだ! 鈴木さん、こいつ覚えてる? 橋のところに立ってたやつ」そう、カオナシである。ここから一気に映画の雰囲気が変わって、あの名作が誕生! と思いきや、話はもう少し続く。
「鈴木さん、なんでカオナシで宣伝してるの?」これには思わず吹き出した。
「いや、だって、これ千尋とカオナシの話じゃないですか」
「えっ!? 千尋とハクの話じゃないの……?」
宮さんはショックを受けた様子でした。