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2017年4月24日

平成29年の桜

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春を仰ぐ。

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また来年。

2017年1月10日

小学校のブランコ

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鎖のネジネジを見て、「ああ、こんなことやってたなぁ」なんて思い出した。

2015年12月9日

未来のためにやるべきこと、やめるべきこと、できること、できないこと 『百年の愚行』


この100年で人類が犯した愚行の数々を、これでもかとばかりに見せつけられる。つい先日読み終えた『ピュリツァー賞 受賞写真 全記録』では、時代背景や撮影エピソードがそこそこの分量で付記されていたが、本書では短いキャプションのみ。だからこそ、写真そのもののインパクトが高まる。

「愚行」と銘打ってあるだけにショッキングな写真が多い。特に幼い子を持つ父親として、胸が痛くなる写真も何枚かあった。この愚行を止めるために、繰り返さないために、何をすべきで、何ができて、何ができないだろうか。そういうことをしみじみと考えさせられる一冊。

2015年3月2日

靄の中のバス停

数十メートル先を行くバスの後姿を見ながら、俺は思わず舌打ちした。今のバスを逃したら、次のバスまで二時間半以上待たなくちゃいけない。なんだってんだ、こんちくしょう、このド田舎バス停め。時刻表のポールを蹴っ飛ばすと、爪先が痛くて顔をしかめた。ため息をつきながらベンチに座った。見上げれば、きれいな青空にパンのような雲がいくつか浮かんでいて、春の終わりの日差しが気持ち良い。先ほどまでの苛立ちも少し治まり、小さくため息をついて伸びをした。少しぬるめの風が頬を撫でた。

はっと目が覚めると、動き出したばかりのバスの背中が見えた。追いかけようかと思ったが、バスはぐんぐんとスピードを上げて走り去っていく。あーもう。自分のバカさを呪いたくなる。時刻表によると、次のバスが来るまで四時間近くある。あまりの待ち時間の長さにうんざりする、と同時に腹が鳴った。腕時計を見ると、もう一時前だ。どこかでメシでもと思いあたりを見渡しても、それらしき建物なんてどこにもない。ベンチに座りなおしてどうしたものかと考えていると、見知らぬ中年女性が近づいてきた。
「どうかされました?」
「いや、お恥ずかしい話なんですが」
俺は女性に、うっかりバスに乗り遅れたこと、それから腹が減ったけれど近くに店がないことなどを話した。女性は優しげに、そうですか、と言って、石釜工房と書かれた紙袋からパンを二つ取り出した。
「よかったらどうぞ」
見知らぬ女性から食べ物をもらって良いものかどうか。俺はほんの少しだけ迷ったが、空腹には勝てなかった。女性は俺が食べ終えるのを見届けると、そそくさと帰っていってしまった。
焼きそばパンのタマネギが奥歯の間に挟まっている。舌をもぞもぞさせたり、指でつかんでみようとしたりしたがなかなか取れない。口をすぼめて吸引してみる。ダメだ、取れない。気持ち悪い。舌をまた動かす、指を入れる、吸引してみる、舌を……。

カクンと頭の落ちる感覚で目を覚ますと、バスがもうずっと先を走っていた。あぁ、行ってしまった。時刻表を見ると、どうやらこれが最終便のようだ。一日に三回もバスに乗り過ごすなんて……。ここで野宿はさすがに風邪ひきそうだし、なによりまたちょっと腹が減ってきている。困ったな……、と途方に暮れていると、学校帰りだろうか、制服を着た少年が声をかけてきた。
「どうしたの?」
いきなりの馴れ馴れしい言葉遣いに思わずムッとしかけたが、困っているのはこちらだし、それを助けようとしてくれているのだから、本当はきっと良い子なのだろう。
「いや、実はね」
俺はバスに三回も乗り遅れたことを正直に話し、しかも泊まる場所も食べるものもないのだということを説明した。すると少年は、
「じゃ、うちにおいでよ」
そう屈託なく笑って、すたすたと先を歩き始めた。少し戸惑いはしたが、ここで野宿するわけにもいかず、なにより空腹がどんどん増していく。背に腹はかえられない。俺は少年のあとについて行くことにした。

「ただいまぁ」
少年が元気よく声をあげる。
「お邪魔します」
俺はおずおずと家に上がった。畳敷きの居間にはちゃぶ台があり、その上には石釜工房と書かれた紙袋が置いてある。台所から出てきた女性が、エプロンで手を拭きながら、
「ささ、座って座って」
そう言って俺に座布団を勧め、湯飲みに茶を注いだ。俺は奥歯に挟まったタマネギを舌でもぞもぞしたり、指を入れてつかもうとしたり、吸引したりしながら考えた。なんか変だぞ。

「お母さん。おじいちゃん、今日もバス停で寝てたよ」
「うん、知ってる、お昼ご飯もいつものようにあげたから。今日はパンよ」
「お父さんの運転するバスに乗りたがるのって、何か意味があるのかな」
「どうだろうねぇ、それは本人のみぞ……、いや本人にも分かってないかも」
そう言って笑いあう二人を見ながら、俺はなんだか居心地の良いところだなぁと思うのだが、はて、どうしてこんなところにいるのだか。なにはともあれ、明日こそは早起きしてバス停に行こう。妙に手になじむ湯飲みを傾けて、俺はグイと飲み干した。

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2015年1月13日

見下ろす交差点

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2015年1月8日

観覧車

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大きいものを撮るのは楽しい。

2015年1月6日

寒そうに震える捨てイスたちの写真

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捨てイヌではありません。

2014年12月3日

雨あがりの朝に

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蜘蛛と雲によって織りなされたコラボレーション作品。

早朝、その見事な作品を見て、すぐに家からカメラを取り出して撮影。

2014年12月2日

シャボン玉、空へ

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子どもの時、大人になってから、そして親になってからとで、自らのシャボン玉を見つめる眼差しというか、想いというか、そういうものが少し変化していることに気づく。

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シャボン玉は、ため息も祈りも、脆く優しく包み込んで、空へとのぼる。
日常に少し疲れたら、シャボン玉を買って飛ばしてみると良いかもしれない。

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シャボン玉の行く末を見届けたなら、さぁ、とりあえず一歩。

2014年11月27日

船の上から

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2014年11月25日

カニ

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2014年11月21日

海のような空

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空と海は、きっと兄弟なのだ。

2014年11月19日

ヨダレを垂らす竜

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2014年11月18日

裏庭からの朝焼け

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その日によって違う表情。

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2014年11月17日

とんび

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2014年11月7日

セルフ・シャドウ・ポートレイト

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数週間に一回、近所の工場から漏れる強烈な光で。

2014年10月7日

夜の洗濯物

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2014年9月22日

ある日の夕暮れに

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家の前の道路から。

2014年9月19日

月と電線

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2014年9月16日

鳥居

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鉄塔の写真を撮ることがあって、鉄塔に感じるのは「機能美」。いっぽうで、こういう鳥居の形というのは「形式美」というのかな。