医療では、医師が何をしたと考えるかではなく、患者が何をしてもらったと感じるかが大切になる(非同意入院などの例外はある)。
両者の感覚がズレて、特に医師の自己評価のほうが高い場合、その治療を受ける患者はつらい。
「医師が何をしたと考えているか」と「患者が何をしてもらったと感じているか」の間にできる溝や隙間に、さまざまなインチキがはびこる。
インチキを責める医師は、時々立ち止まって、溝や隙間を埋めることにも意識を向けなければいけない。ゴキブリ対策と似たようなものである。そして、ゴキブリのようなものだから、根絶は無理でもあるのだ(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。