2016年8月24日

少年法のあり方や更生について考えるなら、ぜひとも一度は読んでおいて欲しい 『少年にわが子を殺された親たち』


徹底的に被害者側に寄り添ったかたちで取材・執筆されたルポ。

加害者が未成年の場合、加害者の保護責任者(たいていは親だろう)にも大いに責任があるはずだ。ところが、本書で取材されている事件では、加害者の親たちの態度たるや、読むだけで腹立たしいものであり、被害者遺族の怒りや哀しみはいかばかりかと同情してしまう。加害者の親は、なにをおいてもまず謝罪するのが当然だと思う。ところが、謝るより先に民事訴訟に備えて弁護士を雇うなど、遺族感情を逆なでするような行動ばかりである。陳腐な言い方になってしまうが、この親にしてこの子あり、ということだろうか。

読んでも辛くなるばかりの本ではあるが、少年法や更生といったことを考えるにあたって、一度は目を通しても良いのではないかと思う。また、「少年犯罪被害当事者の会」という団体についても触れてあるので紹介しておく。

少年犯罪被害当事者の会のホームページ

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返事が遅くてすいません。