「これ食べたら死む?」
表紙に書いてあるこの質問を見て、俺も妻も「あるある! みんなそうなんだ!」と驚いた。本書には取り上げられなかったが、うちの長女は「破いて」「破って」のことを「やぶして」と言っていた時期がある。
こうした子どもの言い間違いはどうして起こるのかを探ることで、言語はどのように習得されていくのか、言葉とはなにか、ということを追究していく。といっても本書はごくごく初歩の入門書ということで、非常に読みやすく面白い。言語学者はこんなことを仕事にしているのか、ということも分かる。
言語に興味のある人だけでなく、小さい子をもつ親も「あー、それうちも!」と面白く読めるのではなかろうか。
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