ソロモンの偽証 第I部 事件
第1部は徹夜小説で、超ド級の名作の予感がぷんぷんしたのに、第2部に入ってみると、冗長、散漫、ダラダラと長くなり、第3部ではもういい加減にしろよと言いたくなった。2002年10月から『小説新潮』で連載開始され、第1部は2006年7月号までが収められている。連載が終わったのが2011年11月号だ。なんと9年もかけて、こんなだらけた小説を書き続けていたということになる。どうしちまったんだ、宮部みゆき。というか、『ブレイブ・ストーリー』の時にも感じたんだけれど、時どき宮部みゆきはどっちらけた小説を書いてしまうようだ。
この3部作を図書館で借りて良かったとしみじみ思った。
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