2017年2月8日

将棋そのものではなく、小池重明の人格破綻ぶりが痛快で面白い! 『真剣師 小池重明』


いやー、面白かった!!

真剣師とは、賭け将棋(他にも囲碁や麻雀)で生計を立てている者のことである。44歳という若さで亡くなった小池重明は「新宿の殺し屋」という異名を持ち、プロ棋士さえも何度となく打ち破った、まさに天才と言っても良いアマ棋士であった。

その破天荒な生きざま、いや、そんな表現では生ぬるい、性格破綻者としての人生の乱れぶりは、読んでいて痛快ですらあった。団鬼六の文章もさすが読ませるもので、思わず吹きだしてしまうことも何度となくあった。

将棋そものもの話はほとんど出ないので、将棋をほとんど知らなくても読めると思うが、少しでも将棋を知っている人ならなおさら面白いのではなかろうか。

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返事が遅くてすいません。