2018年5月5日

嘘で日本社会をまわす一族 『闇の中の系図』


嘘をつくことが本能として身についている人たちの話。古来から「嘘部」として、そういう人が日本史上で暗躍してきたというような伝奇的要素も入ってきて、そういうのが好きな人には楽しめるかもしれない。

ただ、ストーリーの緩急のうち、「緩」がやたらダラダラしていて、かと思えば「急」は説明不足のまま置いてけぼりにされるほどで、全体評価としては星3つくらい。シリーズものだが、これ一冊でお腹いっぱい。

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