アメリカのフォード大統領夫人ベティはアルコール依存症だった。そして、処方薬依存でもあった。彼女は自らの依存症を克服し、全国民にカミングアウトし、さらには依存症治療施設を創りあげ、多くの依存症者とその家族を救ったのである。
Wikipediaによると、米国では「ベティ・フォード」が依存症治療施設をさす一般名詞として普及し、「ベティ・フォードに行くべきだ」というのは、ベティ・フォード・センターではなく「依存症治療施設に行くべき」の意味になるらしい。
本書は彼女の回復記であると同時に、センター立ち上げの記録でもある。
非常に優れた本だった。
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