2012年4月4日

ゾンビの怖さは速さじゃない、数だ!

先日帰省したら、弟とゾンビ談義、いや、討論にまでなってしまった。 弟曰く、
「走るゾンビを見ちゃったら、ノロノロ動くゾンビなんて怖くねぇよ」
そして、面白かった映画をいくつか挙げる。おいちょっと待て、そんなの怖くもなんともないよ、というのも数本。

まだ弟はゾンビの怖さを分かっていないようだ。ゆっくり動くから逃げられる、それくらいにしか思っていない。よし、それじゃ今からシミュレーションだ。

背後に一匹のゾンビ。わぁヤバい!! 走って逃げる、余裕で引き離す、もう一安心。と思ったら、うわぁ次のゾンビがそこにいる!! ということで走って逃げる、余裕で引き離す、もう一安s……、またいるし!! と、数時間以上走り続けなければいけないのが、リアルなゾンビ世界。いや、もしかしたら数時間では済まないかも……。

ゾンビ一匹と対戦して負ける奴なんていない。しかし、そこを数の暴力で抑え込まれるのがゾンビ映画の怖いところ。これは暗に現代の多数決社会を皮肉ってもいるのだが、そこに気づいた人いたら挙手。

そういうわけで、弟とはゾンビ映画に関する趣味が違い過ぎるという話。

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