2014年12月29日

ややこしい「%」 『統計という名のウソ ― 数字の正体、データのたくらみ』

「%」は生活の中で馴染み深いものだが、その扱いや解釈にはちょっとした落とし穴がある。

「ある株価が1990年から2000年の間に50%下がったが、2000年から2010年の間には95%上昇した」
と聞いたとしよう。さて、1990年と2010年の株価は、どちらが高値なのだろう。

1990年の株価を1000円とする。それが2000年までに50%下がれば500円である。そこから2010年までに95%上がれば、「500+500x0.95」で975円となる。1990年の1000円のほうが高いのだ。

いや、そんなこと言われなくても分かっている、という人は良いとして、ちょっとでもアッと思うところがあった人には本書を勧める。

統計という名のウソ ― 数字の正体、データのたくらみ

決して難しい専門書ではなく、統計や数字というものを見る時の心構えのようなものがたくさん示されている。本書を読めば、データを見るのが少し面白くなること請け合いである。

2014年12月26日

薔薇盗人


浅田次郎の短編集。可もなく不可もなく、さらっと読んでそれなりに面白いという感じ。

2014年12月24日

大掃除の最中に

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大掃除の分担で風呂をゴシゴシこすっていると、どうやらリビングで転んだらしいサクラが泣きながらやってきた。涙を浮かべて、抱っこをせがむ。泡まみれの手を洗って抱っこしてあげると、

「おへやでころんだの。てって、うったの」

そう説明してくれる。「痛かったの?」と尋ねると、うんと頷く。打ったらしい小さな手のひらを包み込んであげて、

「よーし、それじゃ痛いの痛いの、お外に行っちゃえ!」

そうやって窓の外に投げるふりをするとようやく笑顔が戻った。
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サクラがリビングに戻ったので、改めて風呂をゴシゴシしていると、また走ってやってきた。そして風呂のドアを開けて、

「パパ! なおった!! なおったよ!!」

そう言って手のひらを俺に見せる。

「良かったね~」

「うん!」

そしてまたリビングに走って行った。

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この話を妻にすると、

「リビングで、『てって、なおったから、パパにいってくるね!』って言って駆け出して行ったもん(笑)」

なんて可愛らしいんだ。


写真は平成26年8月10日撮影。

2014年12月22日

DQNネーム、キラキラネームとは何ぞや!?

DQNネーム(読み方はドキュンネーム。バカがつける名前という揶揄を込めてある。最近はキラキラネームというらしい)があれこれ責められているが、ほぼ全ての書類で名前は「よみがな」を書かないといけないし、苗字ですら読めない人も結構いるわけだし、歴史上の人物をみても読み方がさっぱり分からない人が多数いて、今さらDQNだキラキラだと目くじら立てて言うほどのものかなぁと常々疑問なわけである。

だいたいDQNネームならぬ、キラキラ苗字の人はどうすりゃ良いのよ!? 四月一日、小鳥遊という苗字の人もいるわけで。
「いや、それは珍しいから覚えられる」
というのなら、DQNネームも珍しいから覚えろよ。

だいたい、今や全てがスマホかPC管理。名前がDQNで困るのは登録の時くらいだが、それも名乗るほうが生活するうちに「コハクのコに……」とかなんとか、自分の名前の簡単な登録方法は編み出しているだろう。

もっと言うなら、音読みマンセー、訓読みマンセー、みたいなのってどうなんだろう? 音読みはもらいもの、訓読みは日本の独自製法で、ある意味、訓読みこそDQNネームのはしりみたいなものである。例えば子どもから、普通の日常漢字を指さして、「なんでこの漢字をこう読むの?(訓読み)」と聞かれて答えられる人、ほとんどいないでしょ。

では、どういうのがDQNネームかというと、それは「無理な読ませ方」ではなく、「名前の響き」に対して言うべきじゃないかな。たとえば「運子」とか「悪魔」とかね。

読めないからDQNネームというのは、ちょっと時代が古いかな。

「ひらがな」文化を持ちつつ、名前にあえて漢字を使うのは日本人の「粋」であるし、その流れに逆らって平仮名や片仮名の名前をつけるのも「粋」である。そして、そこからさらに一歩踏み出したのがいわゆるDQNネームだ。「イチロー」が「逆に新しい」なんて言われるのと同じで、DQNネームもいずれ「逆に古臭い」ということになるのだろう。

話は少し変わるが、学生時代に小児科をまわった最終日に出したレポートは「名前について」である。大学病院だから数ヶ月後に亡くなる子がたくさんいて、どんな子も、読みにくかろうと、読めなかろうと、ご両親が一生懸命に考えてつけたはずの名前があった。それぞれ一文字ずつ漢字の意味を調べて、ご両親の願いや祈りに想いを馳せた。家族に寄り添うということの第一歩は、そういうことなんじゃないかな。

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「陽翔」「莉琉」「惺梛」「心愛凜」 「赤ちゃん名づけ」年間ランキング

統計はこうしてウソをつく-だまされないための統計学入門


同じ人が書いた続編にあたる『統計という名のウソ』のほうが読みやすくて面白かったが、本書も充分すぎるくらいの良書だと思う。

もっともっと読みやすくして、たとえば小学校高学年や中学生くらいでも読み通せるような本ができれば、ぜひとも我が子らに読ませたい。今のところ、そういう本を知らないので自分で教えていくしかないかなぁ、なんてだいぶ先のことを想像している俺であった。

夜泣きの始まり!?

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昨夜のユウは強烈に泣きまくっていた。俺にどうにかできそうでもなかったので妻まかせにしてしまったが……。サクラが夜泣きした時期はわりと温暖だったので良かったが、この季節は抱っこして寝室から連れ出すというわけにもいかず難しい。

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今夜また泣くようなら、明日は休日なのでリビングを暖かくして俺が抱っこでやってみるか。

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ユウさん、お手柔らかにお願いします。

平成26年8月16日撮影。

2014年12月19日

色のない島へ-脳神経科医のミクロネシア探訪記


神経内科医のオリヴァー・サックスによる旅行記だが、その旅行はただの観光ではなく病気の調査を兼ねている。

最初は先天性の全盲が人口の5%にも達する島のあるマルケサス諸島へ行き、次は筋萎縮性側索硬化症(ALS。つい最近、アイス・バケツ・チャレンジで有名になった)やパーキンソンと似た症状を示すリティコ-ボディグと呼ばれる病気に関して意見を求められてグアムへ。

旅行記が6割、3割が病気の話、1割がソテツの話(リティコ-ボディグの原因という仮説がある)といった感じ。

ユウ50日(もう4ヶ月も前)

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ユウはサクラお姉ちゃんのことが好きなようだ。

というのも、泣いているユウをあやすのはサクラが一番上手なのだ。どうやっても泣きやまないのに、サクラが、ユウちゃーん、と呼びかけて、

「ブーッ!! ブーッ!!」

と唇から音を出すと、ユウはそれだけで泣きやんで笑顔になる。これからも仲良し姉妹でいてもらいたい。

写真は平成26年8月11日。

2014年12月18日

働かないアリに意義がある

アリの群れの中には仕事をしない個体が必ず2割いて、その2割だけを取り出してみると、やっぱりその中の2割が仕事をしない。

そんな話を聞いたことがないだろうか。その逆もある。つまり、働き者の8割だけを取り出しても、全員が働き者になるわけではなく、その中の8割だけが仕事をする集団になる、といったものだ。

2割、8割といった数字は正確ではないにせよ、確かにアリの世界では働き者と怠け者が必ずいるようだ。ではなぜそういうことが起こるのか。どういう仕組みになっているのか。それを本書が教えてくれる。


働き者の代名詞にもなることがあるアリだが、なんと驚いたことに、実は7割のアリは巣の中にいて何もしていないそうだ(働かないアリは2割どころではない!)。また生まれてから死ぬまで働かないアリもいるのだとか。なぜそんな働かないアリがいるのかということの説明として、『反応閾値モデル』というのがある。

アリには刺激に対する反応閾値(これ以上の刺激があったら反応する)があり、その閾値が個体ごとに少しずつ違う。これを筆者は人間集団と部屋の散らかり方で説明している。きれい好きな人を10人集めれば、ちょっとでもゴミがあったら拾わないと気が済まない人と、少しくらいのホコリなら平気という人がいる。その結果、超キレイ好きな人がサッと部屋を片づけるので、多少のホコリには目をつぶる人たちの出番がない。そんな出番のない人たちを10人集めたら、やっぱりその中でキレイ好きのレベルが違うので、出番のない人たちが出てくる。

アリの世界も同様に、「働かないアリ」というよりは「出番がないアリ」が一定数いるということである。

この話以外にも、アリの群れがエサ場までたどり着く最短経路を見つけ出す方法の話も面白かった。発見者の出したフェロモンを正確に辿るより、道を間違う個体がいるほうが、何往復もするうちに徐々に最短経路に近づいていくのだ。間違える者がいるから正解に近づけるというのは、精神科診療でも活かせる場面がありそうな気がする。

とまぁ、そういうことが書いてある前半は読みやすかったが、遺伝の話なども出てくる後半はちょっと取っつきにくかった。

それでも金を払う価値はある本だと思う。

2014年12月5日

根性むすめ

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ユウの泣き声には根性が入っている。これは長女サクラの時には感じなかったことだ。生後6ヶ月に満たない今現在、ママが料理をしているとかで視界にないと不機嫌になり、そのときの泣き方といったら凄まじい。

そんなユウに向かって、サクラが言う。

「ユウちゃーん、ママりょうりつくってるから、ちょっとまっててね」

このやりとりが面白い(笑)

2014年12月4日

いろいろ喋る & 寝返り

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些細なところに子どもの成長を感じる今日この頃。

俺が洗面所で歯磨きをしていると、リビングで妻に歯磨きの仕上げをやってもらったサクラがやって来た。そして歯ブラシを俺に差し出してこう言うのだ。

「ねぇねぇ、グチュグチュしたいんだけど」

語尾に「んだけど」をつけるという、たったそれだけのことではあるが、じわじわと言葉の領域を広げていっているんだなぁと感心した。さらに、俺がイタズラで、

「じゃ、パパは先に戻るね」

と立ち去ろうとすると、

「手って、つないどこう」

と手を出してくる。今までは「つなごう」だけだったのが、「つないどこう」になった。手をつないでおけば離れられないと分かっている言い方だ。

子どもの観察は面白い。

そうそう、次女ユウは数日前に寝返りができるようになり、それから寝返りからの仰向けもあっという間に身につけて、今はグルングルンまわるのが楽しいようである。

2014年12月3日

コットの意味は?

ある日、看護師からの指示伺いで「コットが3日ありません、下剤の処方をお願いします」というのがあった。文脈でコットは大便のことだろうと分かったのだが、大便のことをコットというのを初めて聞いたので驚いた。

他の看護師を何人かつかまえて、
「コットって何のことか知ってます?」
と尋ねたら、みんな当たり前のような顔をして、
「便でしょ」
と言う。

医学部の学生時代に、
「何の略か知らずに略語を使うな。元の言葉を知らずに外来語を使うな」
という指導があったので、こういう時はまず調べる。すると、ドイツ語「kot」のことだった。

医師の使う言葉も英語・ドイツ語・日本語のチャンポンだが、看護師も似たようなものらしい。

雨あがりの朝に

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蜘蛛と雲によって織りなされたコラボレーション作品。

早朝、その見事な作品を見て、すぐに家からカメラを取り出して撮影。

2014年12月2日

慢性疾患では、維持期にこそ医師の力量が問われる

慢性疾患をあつかう医師の力量の差は、穏やかな維持期をどれだけ良好に長く保たせるかにこそあらわれる。たいがいの慢性疾患において、急に悪くなった時の治療というのはある程度パターン化されていて、一定レベル以上の医師であれば誰がやっても治療成績にそう大差はない。

例えば、精神科での慢性疾患の代表である統合失調症の場合、ある程度の経験さえあれば急性期の治療はそう難しくはない。精神科医の腕の見せ所は、急性期から回復し退院した後に、どれだけ長く穏やかな日々を保たせるかにある。通常、新人がいきなり外来を任されることがないのは、「維持期の維持」が一見漫然としているようで、実は高度な診療であることの証左であろう。

テレビやマンガで扱われるのは、どちらかというと救命救急のような急性期を見事に切り抜ける医師たちの姿である。しかし、多くの医療現場ではむしろ、「維持期をいかに長く保つことができるか」が大切になる。医師と患者の信頼関係を基底にして、生活指導、処方の調整、短期入院などの適切な介入を絶え間なく行ない続けるのだ。

ただ、こういう日々のコツコツした積み重ねというのはドラマチックではないので、あまり表に出ることはない。医療というのは、患者や家族には見えない水面下で驚くほど足をバタバタさせているものなのである。

シャボン玉、空へ

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子どもの時、大人になってから、そして親になってからとで、自らのシャボン玉を見つめる眼差しというか、想いというか、そういうものが少し変化していることに気づく。

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シャボン玉は、ため息も祈りも、脆く優しく包み込んで、空へとのぼる。
日常に少し疲れたら、シャボン玉を買って飛ばしてみると良いかもしれない。

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シャボン玉の行く末を見届けたなら、さぁ、とりあえず一歩。

降霊会の夜


浅田次郎の長編小説、というより主人公がふとしたことから参加することになった降霊会を中心にした中編を二つ組み合わせたような感じ。

降霊会ということでオバケものかと思わせ、確かにオバケが出てくるのだが、中身はホラーでもなければオカルトでもなく、人間による人間くさい話。

読み耽ってしまい、あっという間に読み終えた。

単行本のレビューも参考に。

2014年12月1日

漢方薬が美味しい2歳半!?

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鼻炎もちの妻が、先日ここで紹介した漢方薬の小青竜湯を飲んでいると、それを見たサクラが、

「サクラも、おすくりのむ!」(まだ「おすくり」である。言葉の練習「おくすり」参照

と言う。これは苦いんだよ、と説明しても飲みたいと言いはるので、袋に残った漢方薬を数粒、手に出してあげた。それをぺろっと舐めたサクラ、

「おいしい!」

おいおい、マジかよ……、と妻と二人して苦笑。その後、漢方の袋を切り開いてあげたら、その袋を舐めるほどのハマりよう。

また別の日、今度は俺が風邪で葛根湯を飲んでいると、やはりサクラが欲しがる。そこでまた数粒だけ手の平に乗せてあげると、それを舐めたサクラ、

「んーっ! おいしい!」

そして続けて、

「あまーい!」

えっ!! あまい!? と、妻と俺とで顔を見合わせた瞬間、さらに続けて、

「さいこーっ!!」

これには俺も妻も吹き出してしまって、しばらく笑いが止まらなかった。


そんな言葉、いったいどこで覚えたんだ!?

2014年11月28日

わが息子よ、君はどう生きるか

本好きな人には、本の神様が良い出会いを用意してくれているのかもしれない。

高校に入学して、1学期の試験成績はクラスの下から3番目くらいだった。決してレベルの高い学校ではなかった。長年、県内の公立高校のすべり止めだった私立高校で、これから進学校になっていこうとしている時期だった。俺の入った進学クラスは3期生、つまりまだ卒業生はおらず、進学クラスの実績がどうなのか分からない段階だった。そして同級生は公立高校の真ん中より少し上くらいの人が多かった。そんな中での下から3番目である。ただ、国語の成績だけは1位だった。

「俺はこんなハイレベルなところではやっていけない」
そう思って、母に塾に行かせてくれと頼んだことがある。ところが国語の先生でもある担任が、1学期終わりの三者面談の時に、
「これだけ国語ができる子は伸びますよ」
と言っていたものだから、母はその言葉をまるっと信じてしまった。それに、
「もし成績が伸びなくても、大学附属の高校なんだから、最低でもあそこには入れるよ」
と暢気なものだった。それからすぐに出会ったのがこの本。

わが息子よ、君はどう生きるか
生まれて初めて出会った自己啓発本で、読みふけって、感銘を受けて、あっという間に読み終えて、書いてあることを素直に実践したら、2学期の成績はクラス2位になった。1位の友人は現役で国立医学部に入った。

この本に出会わなければ、今の自分はないと断言できる。

なんでも口に入れる

DSC01756サクラは臆病だからか、あまりあれこれ口に入れるようなことはしなかった。おしゃぶりも拒否したし、あれこれ食べるようになっても、初めて見るお菓子はまずペロッとなめて、それから少しかじって、といった具合に食べ進める。

それに対してユウは、なんでも口に持っていく。昨夜、サクラのおもちゃをユウに握らせてみたところ、それをサクラがさっと取り上げて、

「なんでもくちにいれる」

と言っていた。親のすることをよく見て、親の言うことをよく聞いているなぁとつくづく感心すると同時に、これは迂闊なことは言ったりしたりできないぞと気が引き締まる。

2014年11月27日

船の上から

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2014年11月26日

だいじょうぶよ!

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最近感心したこと。

次女ユウが泣いていると、サクラが枕もとに行って、

「だいじょうぶよー、パパとママがいるからだいじょうぶよー」

なんて言うのだ。

それだけでなく、先日の健診の時には、見知らぬ年上の男の子が泣いているのを見つけ、近くに行って、

「だいじょうぶよ、ほら、ママがいるから、だいじょうぶ」

と言っていたらしい。これにはその場にいたママたち、それから健診の看護師さんたちも爆笑しつつ感心していたそうだ。

鉄の骨


池井戸潤の小説。建設会社の若手サラリーマンを主人公にした群像劇で、テーマは談合。それにミステリの要素が少し入っている。672ページという分厚いモンスター文庫だが、文章量は決して多くはなく、また難しい話でもないので、読み進めるのが苦になることはない。

池井戸の描く銀行員や会社員を見るたびに、脱サラして良かったと思う。俺には競争が向いていない……。

2014年11月25日

カニ

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2014年11月21日

海のような空

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空と海は、きっと兄弟なのだ。

2014年11月19日

ヨダレを垂らす竜

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2014年11月18日

2歳半のオンナ

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ある日、お菓子を食べている俺に2歳半のサクラが、

「おいしい?」

と顔を覗き込んできた。

「うん」

「『うん、おいしい』って言って! 」

「うん、おいしい! 」

「本当においしい!?」

半分嬉しそうな、半分疑わしそうな顔と声。


2歳半でもオンナやなぁ(笑)

仕事は楽しいかね? 2


すべての自己啓発本は「ヒント集」である。そこに正解は書いていない。ヒントを集めて、自分なりの正解を導き出すしかないのだ。

本書のテーマは、

『良い上司になるには? 良い部下になるには?』

前作に引き続き、二人の会話のやり取りがメインで、たくさんのヒントがちりばめられている。

裏庭からの朝焼け

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その日によって違う表情。

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2014年11月17日

もふもふユウ

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とんび

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2014年11月14日

抗てんかん薬エクセグランの処方意図が判明‏

ある女性が脳出血で他院に運ばれ、手術は受けず保存的に治療された。その後、リハビリ目的で当院内科に転院した。そして、その病棟でひどいせん妄があったため精神科に紹介されてきた。

処方を見ると、転院前の病院で抗てんかん薬のエクセグランが開始されていた。本人や家族、看護サマリなどを詳しく調べてみても、彼女にはてんかん発作の既往がなかった。エクセグランはせん妄などの精神症状を起こしやすい。そこで思いきってエクセグランを中止すると、速やかにせん妄が治まった。

てんかんではないのにエクセグランを処方されていたのかが疑問で、それはこのブログにも書いた。
抗てんかん薬を予防的に投与するのが正しいのかどうか

ちょっと前、薬の本を読んでいたらエクセグランの項目に、
脳保護作用は、脳外科手術後にも一般的に使用される程度に認知されつつある。
という記載を見つけた。なるほど、そういう理由だったのかと腑に落ちた。とはいえ、せん妄などの精神症状を起こすこともあるのだから、脳保護作用を期待する場合には少量から経過をみながら増量すべき薬だろうし、著しいせん妄を起こしながら飲み続けるほどのメリットはないように思える。

エクセグランの脳保護作用はわりと強力のようなので、せん妄その他の精神症状が起こらない限りにおいてメリットは大きそうだ。

夕映え天使


浅田次郎の短編集。面白かった。その他、あまり書くことがない。

ユウ、お風呂に入る

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平成26年6月28日、生後1週間もしないころ。

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2014年11月10日

エボラと野焼きと複雑系

野焼きをしたことがある人なら分かると思うが、小さな火が風もないのにどんどん燃え広がっていくこともあれば、風に吹かれて一瞬だけ大きく燃えたあとはすぐに鎮火してしまうこともある。風の向きと勢い、草の分布や乾燥具合、その他たくさんの因子が絡まりあって、火の勢いや広がりかたを決めるのだろう。

個々の要素に分けて考えれば、東から風が吹けば炎は西に向かうし、風が強ければ火は拡がる。草の分布の多いほう、乾燥しているほうが燃えやすいだろう。ところが、いろいろな要素が絡まると、予想と結果がぜんぜん違うということがある。そんな姿を見ていると『複雑系』という言葉を思い出す。
複雑系とは、相互に関連する複数の要因が合わさって全体としてなんらかの性質(あるいはそういった性質から導かれる振る舞い)を見せる系であって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは明らかでないようなものをいう。
Wikipediaより 
エボラ・ウイルスは5種類あり、それぞれザイール、スーダン、コートジボワール、ブンディブギョ、レストンといった具合に、最初にウイルスが分離された地名が名づけられている。そしてそれぞれが、これまで数回にわたって小規模流行を起こしているが、いずれも局地的なもので終わっていた。今回のエボラ大流行の原因はいろいろと考察されているが、実際のところは野焼きと同じで、きっとさまざまな要因が少しずつ影響しあって、結果として今のような大惨事になっているのだろう。

<関連>
歴史は「べき乗則」で動く-種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学

天才か(笑)

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ある日、サクラに、
「いま何時?」
と聞いてみたら、
「2さいじ!」
と即答。

天才か(笑)

野崎まど劇場


なるほど、こういう小説の書き方もあったか、という新しさを感じる本。あまりにぶっ飛んでいるので、合わない人にはまったく合わないと思う。俺はかなり笑いながら楽しめた。

2014年11月7日

ママをイジメちゃダメ!!

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体調不良の妻に、サービスのつもりで足の裏を指圧してあげた。そうすると、普段はかなり強く押しても平気なのに、ちょっと押しただけで「ギャーッ」と悲鳴をあげるではないか。

足裏のツボ、おそるべし。それでも続けて欲しいというので押し続けた。すると、悶絶する妻の姿を見たサクラが、怒った顔と声で、

「パパ、だめよ!」

と俺と妻の間に割って入ってきた。イジメていると思ったのかな。その勘違いが可愛らしくて、指圧の手を休めてサクラを眺めていた。するとサクラ、妻に向かって、

「ママ、ありがとうは?」

なんて言うのだ!! 

イジメから助けてあげたと思っているのだろう。そして、それに対してお礼を言えということか!!(笑)

これには俺も妻も爆笑してしまった。そして、二人でサクラを抱きしめた。

「ありがとう!」

鬼に喰われた女


平安時代を舞台にした、エロチックな10の怪異譚。特別に面白いということもないが、エロスっぷりはなかなかだった。