2013年4月22日

なぜ、それを買わずにはいられないのか

なぜ、それを買わずにはいられないのか ブランド仕掛け人の告白
mixiに登録し、Facebookに個人情報を載せ、ブログを毎日更新している身として、本当にいろいろ考えさせられた。

うちではパソコンに、俺と妻のアカウントが設定してある。俺のアカウントでログインすると、ネットサーフィンをすると画面のどこかに「カメラの広告」が入り込んでくることが多い。妻のアカウントだと、これが洋服や子どもグッズになる。きっと他の人のパソコンだと、またぜんぜん違ったものが広告にあがるのだろう。つまり、ネットでやったことは、しっかりマーケティングされているということだ。

これはネットだけでなく、クレジットカード、店のポイントカードなどでも同じことが言える。そんなことだろうと薄々感じてはいたのだが、それがいかに緻密に、そして強力に我々のプライバシーを分析しているかまでは想像が及ばなかった。この本を読むと、空恐ろしささえ感じるほどだ。とはいえ、ネットからの退却やクレジットカードの破棄は考えられない。もはやそれらは必需品となってしまっているからだ。

ならば、せめてもの知識を持つしかない。たとえそれが焼け石に水でも、きっと無知よりは良いはずだ。だからこそ、本書を勧める。

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