2014年1月29日

ステロイドを飲む人や家族、それから医師にもぜひ知っておいて欲しい大切なこと

副腎皮質ステロイドは様々な疾患の治療に用いられ、非常に優れた治療薬ではあるが、副作用もいろいろあって、その中の一つにステロイド精神病がある。この副作用は時に重大な結末(自殺)にも至るため、ステロイドを使用する医師は絶対に知っておき、かつ処方する際に意識しておかなければいけない。

ステロイド精神病は、プレドニゾロン換算で1日40mgを超えると発生頻度が数十倍にも上昇する。その状態像としては、躁状態が35%、うつ状態が28%、躁うつ混合状態が12%で、せん妄が13%、精神病性障害が11%である。

ステロイドの使用開始から発症までの期間の中間値は10日前後だが、4割が最初の1週間に、また2週間以内に6割、6週間以内に9割が生じる。それ以降の発症も稀ではない。
精神科治療学 Vol.25増刊号 今日の精神科治療ガイドラインより)

これまでステロイド精神病と診断した患者は3人、引き継いだ患者が1人いる。うち2人が眼科疾患、1人が腎炎、1人が顔面神経麻痺に対してステロイドを内服していた。2人が他院でステロイド治療を開始され発症している。また2人がうつ状態で、残り2人が躁状態で発症した。

自ら診断した3人のうち3人ともが、ステロイド内服開始にあたって医師からステロイド精神病に関する説明をされていなかった、あるいは、されたかもしれないが覚えていなかった。ステロイド精神病は、ステロイドを徐々に減らしたり中止したりすることで多くの患者が改善する。放置すると自殺という結果もありえる。だから、最初に説明しておくことは非常に大切だ。またステロイドを飲んだ人の様子がおかしい時に「薬剤性かもしれない」という予備知識があるだけで、本人も家族も余裕をもって対応できる。

以上、ステロイドを高用量で処方することがある医師には、ぜひとも知っておいて欲しいことである。

45 件のコメント:

  1. ステロイドは塗り薬でも効果がテキメンな分、強い薬だな…と生活してて実感します。ステロイドの飲み薬の副作用で精神疾患があるとは知りませんでした…。怖い話です。いちはさんの島の患者さんで数名ステロイドによる疾患で3人いらっしゃると思うと大都市だと知らず知らずに何人いるんだろうと想像すると凄く怖いし、薬においての知識が自己防衛にもなりますね。

    返信削除
    返信
    1. >ゆうさん
      幸い、俺は未だステロイドを塗ったり飲んだりしたことはないんですが、皮膚疾患(水虫などの感染には塗っちゃダメ!!)にはよく効くみたいですね。ステロイドは飲んでいる人が多いだろうし、ステロイド精神病は意外に多い病気なのでもっと知識が普及すれば良いと思います。

      削除
  2. 蓄膿症で症状が軽くなると言うので、ステロイド点滴を3日間受けました。
    3日目に、舌のしびれ、耳鳴り、耳のエコー、不眠等の症状がでたので
    中止しましたが、 一か月後にうつ病になってしまいました。

    これは、ステロイド精神病と思って間違いないですか?
    現在、仕事も出来ない状態になり、休職中ですが、
    説明もなく点滴をした病院に文句も言えず、泣き寝入りで
    苦しい症状に、自殺願望も出てきています。

    心療内科にかかり、抗うつ剤を飲んでも、
    ひどい副作用で、精神安定剤ぐらいしか飲めず・・・・・・

    絶望しています。

    返信削除
    返信
    1. >赤井りんごさん
      断言はできませんが、パルス療法ではステロイド精神病は起こりにくいと言われています。だから、実際のところは時期が重なっただけでうつ病なのかもしれません。あるいは躁うつ病のうつ状態の可能性もあります。
      いずれにしろ、年齢・性別や詳しい病歴も分からず、また実際にお会いしたわけでもないので断定的なことは何も言えません。どうか主治医とよく話し合ってみてください。

      削除
  3. 為になりました。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2014年9月15日 10:45さん
      良かったです!

      削除
  4. 今現在義理の母がそのような症状です
    原田病の治療でステロイドを投与しました
    退院後から言動がおかしくなり、何度も病院に行きました
    精神科の個室で拘禁されています
    ステロイドを減らし始めましたが今は症状の改善は見られません
    これから改善されるのでしょうか?
    別人格になったように、暴言のオンパレードです

    返信削除
    返信
    1. >匿名2014年10月31日 20:09さん
      原田病はけっこう大量のステロイドを使いますもんね。
      同じく原田病でうつ状態に陥った患者さんがいました。その人は入院させて、ステロイドを減量していってうつ状態が改善しました。
      義母さんがいまどれくらいの量で内服されているか分かりませんが、躁状態になられたのでしょうね。幸い、と言っていいかどうか分かりませんが、躁状態には有効な薬が結構あります。ステロイドの減量と、そういう薬の組み合わせで、わりと速やかに改善されると思います。あくまで個人的な意見として受け取って欲しいのですが、ご安心ください。

      そして、今の状況は本人もしっかり記憶していますので、そのことに配慮してあげて、少し面会を控える(多くの人が、個室で施錠されているところは見られたくないものです)とか、改善しても当時の話は蒸し返さないとか、そういう接し方を気がけてあげてください。

      削除
    2. ありがとうございます

      削除
  5. 下垂体機能低下症でコートリルを飲んでます。初期に躁状態になってしまいACTHもぎりぎり正常値に持ち直したので服用はやめましたが、発熱などの際は服用しています。現在発熱2週間目で今すごく鬱っぽいです。

    返信削除
    返信
    1. >みゆさん
      ステロイドは人類が発明した素晴らしい薬の一つだと思うのですが、副作用の事前説明がされているかどうかで、特に大量服用の場合には経過が大きく違うと思います。主治医ともよく相談して、いざという時の精神科連携がうまくいくように調整しておいてもらうというのは大切です。

      削除
  6. 喘息ステロイド副作用で、認知、起こり、その上又、精神分裂病状態なった。恒例の母親。医師は、認知外来受け、特養捜しとけとの事。しかし、看護師��が!点滴副作用!大丈夫と。心配したが、減らすと元に戻った。今回も、前回の入院も、医師から、ステロイド副作用、話無し。入院の、認知かと、心配してが、看護師��の、経験談が、非常に、心強く、励みなり、又、知識が、増えて、良かった。今後は、悩む事、なさそうです。有り難う��

    返信削除
  7. ステロイド 副作用 躁鬱と検索してこの記事にたどり着きました。
    30才になる妻が成人スチル病の治療のためステロイドを服用しております。
    1日60㎎を飲み続け3週間が過ぎた今、軽いそう状態になってきたように感じています。
    副作用については主治医から丁寧に説明をいただいており、いわゆる躁鬱についてもお話しいただきました。発症しても薬の減量に伴い改善するとうかがっております。またこの事は本人も記憶していると思います。

    気になるのはやはり鬱から自殺のパターンです。
    自分としては妻に、薬の為にそう状態にあるのではと感じていること、この先鬱に変化することを心配していることを伝えたい気持ちがあります。
    一方で自分がこの事を伝えたことがきっかけでショックを受け鬱になってしまうのではないかとの不安もあり、自分がどのように妻に接したら良いのかが分からなくなっています。

    返信削除
    返信
    1. >Unknown2015年10月3日 0:47さん
      60mgの3週間だと、躁うつのどちらが出ても不思議ではないですね。
      躁状態の後には必ずうつ状態が来ます。エネルギーが枯渇するのかもしれません。軽い躁状態であってもそれは同じで、仰るとおり、自殺には充分にご注意ください。躁状態での自殺ということもありますので、躁状態だからと楽観もできません。
      言葉にして自殺しない約束をすることが大切、というのがセオリーではありますが、そのあたりはきちんと主治医とご確認されてください。

      削除
  8. 丁寧にご回答いただき感謝申し上げます。
    私は、とあるグループの仲間を躁鬱による自殺で亡くした経験があり、自殺についてやや過敏な面があるかもしれませんが、どうしても気になってしまいました。「言葉にして自殺しない約束」について主治医と確認したいと思います。

    また、そう状態での自殺については全く意識にありませんでした。
    大切な気付きをいただき重ねて感謝申し上げます。

    長くなってしまいますが、私は18年ほど前に自己免疫性肝炎の治療のため、30㎎スタートでステロイド投薬を受けた事がありました。(当時は躁鬱についての説明は無かったように思います)

    初期の投薬量や、その後順調に薬を減らせたからか、自覚のある副作用は全くありませんでした。
    この事から、私はステロイドの副作用について多少楽観視していたかもしれません。

    一方で妻は、副作用による糖尿病の症状が出始めております。
    ステロイドの高い治療効果に感謝しつつ、病や副作用と戦う妻としっかり向き合っていきたいと思います。
    長文失礼しました。

    返信削除
    返信
    1. >かずさん
      あくまでも本の記載ではありますが、40mgを超えると格段に発症率が高くなるようです。30mgでもけっこうリスキーなのかもしれませんが。
      ステロイドは良い薬ですが、確かに糖尿病になる人、体重が増える人、そして躁うつ病のような精神症状を呈する人がいるなど、リスクもある薬だし、処方前には重々に説明が必要な薬だと思っています。
      奥さまが順調に改善されますように。

      削除
  9. いちはさん、私の母は自殺しました。
    ステロイドを投与した医者を許しません。
    そして今私も、原田病です。22歳です。
    ステロイドを拒否しています。

    ステロイド以外の治し方は何故無いのでしょう。
    誰も研究していないのですか?

    返信削除
    返信
    1. >匿名2015年11月7日 22:09さん
      お母様の件、残念です。
      事前に副作用説明はなかったのでしょうか? だとすれば、過失を問われても仕方がないと思います。

      ステロイドというのは、使い方を間違わなければすごくいい薬です。抗生剤と並んで、奇跡の薬と言っても良いのかもしれません。
      22歳というまだお若い年齢で、ステロイドで寛解できるご病気の治療を拒否なさるのは、勿体ないような気もします。信頼できる医師と医療機関を見つけて、そこで正しく安全な使用法と副作用対策で治療なさるのが良いように思えます。
      人生観はそれぞれなので、差し出がましいとは承知の上で、考えを述べさせてもらいました。

      削除
  10. こんばんは。
    今私はiga腎症で、パルス療法をして最初は2日に1回30mgから15mgに減りました。


    体重の増えや、野牛肩。頭痛や吐き気がある日もあったり朝起きるのがしんどい日もよくあります。前ならイライラしなかった些細なことでムカついたり...情緒不安定になって急に泣けてきたり、全部投げ出したい気持ちになったり、死にたくなったり。

    それが最近ヒドくて、親とも大ゲンカしました。

    私の薬の量でも、うつ病になったりしますか?

    薬のせいだ、病気のせいだってただの言い訳なんじゃないかって思ってしまったりします。。。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年3月25日 0:23さん
      あくまでも一般的にではありますが、パルス療法では起こりにくいようです。
      その後の2日に1回15mgも、絶対にないとは言い切れませんが稀だろうと思います。ただ、感受性や代謝の違いはあるかもしれません。

      ステロイドとは無関係に、うつ病を発症しているということだってあり得ます。精神科の受診をまだされていないのであれば、早めに行ってみてください。

      削除
    2. お返事ありがとうございます。
      プレドニンを最初30mg〜2ヶ月ごとに減らして9ヶ月目で今15mgです。

      薬のせいにしていたんですが、薬を飲んでる飲んでないは関係なく鬱になってるという事ですか?だとしたら恥ずかしすぎます。太ったのもイライラも体調不良も全て薬のせいにしていました。そーする事でどこかで気持ちがラクになってました...。

      削除
    3. >Muraさん
      薬や生活状況に関係なく、うつ病になることは充分にあります。決して恥ずかしいことではありませんし、まして「恥ずかしすぎる」なんてことは絶対にありません。

      太ったのはプレドニンの影響だと思います。プレドニンを内服する多くの人が太ります、というか、体重が増えなかった人を知りません。また、そういう自分の身体に対する焦りがイライラを招くこともあります。プレドニンは免疫抑制剤ですから、体調不良になることも充分にありえます。

      あまり自責的になられませんように。

      削除
  11. アレルギーで
    セレスタミン0.5を4年服薬しました。
    処方の仕方がセレスタミンとスプデルDS
    レキソタンを粉にして混ぜ「アレルギー剤」と袋に書いてありステロイドとの注意事項もありませんでした。
    今、飲むのをやめて約1ヶ月 家族への暴言が止まりません。自分のメンタルと体のコントロールが出来ません。
    今日 精神科医に相談しました。
    自殺について質問されました。
    私は自殺はしないけど 本当に辛い事を話しました。
    断薬はきついです。
    処方される薬は自分で必ず調べなくてはいけないと後悔してます。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年3月30日 21:07さん
      セレスタミンは自分で処方したことがないので知らなかったのですが、調べるとステロイドが入っているのですね。
      ただ量的には微量なので、ステロイド精神病の心配はあまりないのではないかという印象です。個人差がありますから何とも言えませんが。
      それよりは、レキソタン(安定剤)が入っていたということで、薬をやめてレキソタンの離脱によるイライラが出ているということはないでしょうか?
      直接にみていないので分かりませんが、リーゼなどの軽い安定剤に置換して徐々に薬をやめる方法もあります。主治医に相談してみてはどうでしょう?

      削除
  12. 別の病気 内耳炎でも5日
    ステロイド服薬しました。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年3月30日 21:20
      飲んだ薬の種類と期間はもちろん、量も大事ですよ!

      削除
  13. お忙しい中のご回答ありがとうございます。セレスタミン飲んだモノです。ステロイド精神病の心配は少ないとの言葉でとても安心しました。
    話しはそれますが自分は20年以上
    ひどい強迫神経症と付き合い生きてきました。けっこう苦しいですが多くの方々 ドクターやカウンセラーさんグループ そしてプログラムに支えられ今に至ります。
    リーゼに調整してみます。
    そしてまた 生活を工夫し やっていきます。
    本当に
    ありがとうございます

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年3月31日 9:55さん
      あくまでもご参考程度に留めておいてくださいね(^.^)
      というのも、ネットで相談したらコレコレと言われると、それで気分を害する先生もいらっしゃいますので^_^;

      調子上々の日々になられますように!

      削除
  14. しょうせき膿疱と言われ悪化が止まらず皮膚科を転々。現在の通院先で初めて飲み薬の処方をされました。プレドニン5gと、今は加えてチガソン10gを日に2回。皮膚は良くなったりぶり返したりしますが以前よりはとても良い。しかし下痢、吐き気、顔が丸いと言われ肩 などに妙に肉付き。肌がピリピリ、爪がぼろぼろ、生理バラバラ。何よりとても気落ちしたりイライラしてしまいます。手を人に見られたくないのもありますが、人に会うのも嫌になっています。急に泣きたくなったりと、主人にも迷惑掛けて申し訳なく。でも他の方のお話しを見ると私の服用は少量の様で、薬のせいではないのでは、皮膚科の先生に相談することではないのでは…でも生活が辛いです。精神的なものでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年4月4日 19:38さん
      俺がステロイドを処方することはないので、詳しくは分かりませんが、少なくとも「顔が円い」「肩に妙に肉付き」というのはステロイドの典型的な副作用です。また爪がボロボロ、生理バラバラも、あっておかしくないように思います。
      気落ちやイライラ、「急に泣きたくなる」ことは、ステロイドそのものの影響もゼロではないかと思いますが、何より、病気そのものや「身体の変化」に対する心の反応ではないかと推察します。
      直接的には薬のせいではないかもしれませんが、間接的には薬も関与しているのでしょう。
      ステロイドは非常に良い薬です。ただし副作用もあります。
      自分が我慢できる程度まで症状を治しつつ、自分が我慢できる程度の副作用で済むように、というのが理想だと思います。
      その時の体調の影響もあるだろうし、何mgが一番良いとは言えないかもしれませんが、診察ごとに主治医と話し合いができると良いのかなと思います。

      削除
  15. 元々パニック障害をもっていて、4月にウイルス性の髄膜脳炎になりました。原因のウイルスがわからず、痛みもなかなか取れない為ステロイド点滴を3日間する事になり2日目か3日目に幻覚を見ました、そのあたりから不安、死の恐怖で寝れなくなり、退院後 離婚してやるーと突発的に出て行ったて大騒ぎしたり、最近では笑うとピクピク顔が痙攣し笑えない、自分が誰かわからない、主人、子供、家族、友達が見られない顔に見えてしまう。手汗、手のこわばり震え、味覚障害、心療内科でうつ病といわれました。
    ステロイドの種類は分かりませんが、担当医師は鬱になる人も居ると説明がありましたが、実際3日しか投与してないのにこんな状態になるものなのでしょうか、仕事もろくに出来ず、すごく苦痛です。。
    ステロイド種類とかも知っておいた方がいいのでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年6月17日 0:56さん
      ステロイド点滴は、おそらくパルス療法であり、パルス療法による副作用としての精神障害は多くないようです。
      それよりは、脳髄膜炎後の後遺症のほうがあり得る気がします。
      「4月に」というのは、おそらく今年の4月と推察します。であれば、現在は回復されて2ヶ月かそこらでしょう。体の傷は回復過程が目に見えますし、骨折などのケガも回復を実感できます。脳はそうもいきませんが、少しずつ回路修復していきます。
      今しばらくは辛い時期が続くかもしれませんが、焦らないこと、悲観的になりすぎないことをお勧めします。
      また、おそらくステロイドの種類はそこまで関係ないと思いますので、神経質になり過ぎないほうが良いだろうと考えます。

      削除
    2. 回答ありがとうございました。
      まだ離人感が抜けず、しんどいですが…
      家族もサポートしてくれているので、焦らず治療していきます。
      いちはさんのお言葉のおかげで前向きになれました、ありがとうございました!

      削除
    3. >mumuさん
      サポートがあるのは心強いですね。焦りは禁物です。
      神経の地道な回復を待ちましょう!

      削除
  16. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除
  17. このコメントはブログの管理者によって削除されました。

    返信削除
    返信
    1. このコメントは投稿者によって削除されました。

      削除
    2. いちはさん
      早々のお返事ありがとうございました。
      かなり動揺しており、つい書き込んでしまいましたが、あまりにも具体的に書きすぎて後悔しております。
      読む人が読めば、すぐわかってしまいます。
      関係者にも迷惑がかかってしまいます。

      こんなに丁寧なお返事をいただいたのに、本当に申し訳ありませんが、このコメントは削除していただけないでしょうか?

      本当に申し訳ありません。
      お返事は心に深く受け止めました。ありがとうございました。

      削除
    3. >匿名2016年7月20日 0:46さん
      かまいませんよ!
      ご家族が心配になられるのは当然です。
      こちらのコメントも削除しておきますね!

      削除
  18. 母が5月に難病である顕微鏡的多発血管炎になり、それからステロイドを服用し始めました。もともとうつの気があり、心療内科に行っていたのですがそちらの医者は本人にはうつではないと言っていたようです。
    どこかの記事にうつだった場合は副作用が大きく出る場合があると書いてあり心配しています。というのも、今は腎臓の数値がよくなったためステロイドを減量している所なのですが、最近うつっぽさが増し悲観的、情緒不安定ですぐ泣きだします。しかも物忘れが本当にひどく少し前にしたこと話したことを忘れているのです。そしてそれを本人がひどく気にしており、ますます落ち込んでいるといった状況です。プレドニンは現在3錠です。ソラナックスを併用で一日2錠飲んでいますが効果が見られません。
    プレドニンをだんだん減らしていってはいるのですが、こんなふうになるものでしょうか?
    また、物忘れもこんな風に出るのでしょうか?
    もしよろしければご助言いただきたく思います。
    よろしくお願い致します。

    返信削除
    返信
    1. >匿名2016年11月3日 21:04さん

      あくまでも上記の本の記憶からですが、基礎に精神疾患のあることが、ステロイドによる精神障害を誘発する、あるいは悪化させるということはないようです。
      また3錠ということは15mgかなと思うのですが、データ的には精神障害が「出やすい」ということはないと思います。
      ステロイドの減量が急だと元気がなくなるなどの症状が出るかもしれません。でもこれは、プレドニンを使ったことのない身としては断言できません。元気がなくなれば、集中力も落ちますから、物覚えも悪くなります。これは高校生でも同じですね。だから、一過性に認知症に見える状態、いわゆる「仮性痴呆」「仮性認知症」という状態かもしれません。これは年齢とも考え合わせないといけませんが。
      最期に、ソラナックスはあくまでも安定剤なので、うつを改善する効果はほとんどありません。インフルエンザにおける解熱剤みたいなものです。
      一番いいのは、信頼できそうな精神科か心療内科を受診してみることだろうなと思います。

      削除
    2. バタバタしていてお返事が遅くなり申し訳ありません。実際会ってきたのですが、物忘れに加え今度は頻尿のような症状がでておりました。ところが泌尿器科へ3ヶ所行っても原因が分からず、父が他にどこへかかればいいのかと聞いても「そんなん自分で考えろ」と言われたそうです。田舎だからか分かりませんがそんな医者ばかりです。加えて病院へ行くのが不安で行きたくないと母はますます不安定。負のループです。
      すみません、愚痴になりました!
      ステロイドの件、詳しくありがとうございます。いただいたアドバイスからステロイドではそこまで誘発されないようですね…。
      となると、やはり母の思いつめやすい性格、思い込みやすい性格が原因のように思いました。
      信頼できそうな精神科がまたなくて、更に次へ行くとなると通うには遠すぎて母に負担がかかってしまうのが難点なのです。
      今回の件で田舎って本当に医療の点でいうとダメだなと思い知らされました。
      なかなかこういうことを話してアドバイスをいただけることがなかったので、いちは様に聞いていただけて心が落ち着きました。本当にありがとうございました!

      削除
    3. >匿名2016年11月10日 10:50さん
      お返事遅くなりました。
      年齢的にも心身に不調を訴えられるのは当然であるけれど、「当然だから病気じゃない、何もしなくて良い」ということにはなりません。そのあたり、気がけてあげられると、お母さまも安心されるのではないかと思います。

      削除
  19. 獣医師です。たいへん参考になる記事ありがとうございました。
    ブログに書かせていただきました。
    http://ameblo.jp/vet-manekineko/entry-12271478420.html

    返信削除
    返信
    1. >石井ますみさん
      ありがとうございます。
      こちらもツイートで広報させていただきました!

      削除

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。