2018年11月16日

音楽を聴きながら、鳥肌が立ったことはないかい? 『ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学』


CDを聴きながら鳥肌が立ったことはないだろうか?
あるいは、ライブに行って、CDとは違う歌いかた、演奏を耳にして、感情が高ぶったことは?
ホラービデオを観ながら、音響効果による驚きを弱めるため、音を小さくしたことは?

本書では音楽・音響が心理に与える効果について、いろいろな研究をもとに解説してある。メロディやリズムだけでなく、音色、音階、調、そして不協和音まで。

子どもが生まれてから音楽を聴く時間が極端に減ったが、子どもたちが成長して徐々に余裕も出てきたので、改めて「背後に音楽が流れている生活」に戻ろう。

せっかくなので、お気に入りのオススメCDをあげておく。

ジョージ・ウィンストン『Autumn』。
「Longing/Love」が有名で、聴いたことある人も多いだろう。Primeミュージックで無料で聴ける。これをかけながら寝た夜は数えきれない。


Eva Cassidy『NIGHTBIRD』
33歳にして皮膚がんで他界してしまった歌姫。その歌声は「力強い天使」。


Keith Jarrett『The Melody At Night, With You』『ザ・ケルン・コンサート』
どちらをあげるか迷ったが、ジャンルがまったく違うので二つとも紹介。


Miles Davis『Kind of Blue』
定番中の定番かもしれないが、ピアノジャズが初めての人は上記キースの1枚目、マイルス・デイヴィスが初めてという人はこちらをお勧め。


Carlos Kleiber『Complete Recordings On Deutsche Grammophon』
ベートーヴェンの曲を、いろいろな指揮者で聴いたなかで、クライバーのものが最高だった。この全集はCDで持っているが、なんとPrimeミュージックで無料……。お得すぎる。
ちなみにカルロスは、偉大な父エーリヒ・クライバーに対するコンプレックスからか、コンサート数が少なく、やるとしても大都市ではなく小都市、そして録音数も少ないらしい。


Aerosmith『Nine Lives』
エアロスミスは『GET A GRIP』とどちらを勧めるか迷ったあげく、こちらにした。筋トレ用。


Jamiroquai『High Times』
部屋や車の中でとりあえず流しておけば、なんとなく小洒落た雰囲気になる(笑)




Adiemus 『Essential』
視聴してもらうと良さが分かる。歌声はどの国の言語でもない造語らしい。


ダメだ、もう多すぎて書ききれない……。

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