2012年8月31日

谷一生という小説家をご存知ですか?

谷一生、と書いて「タニ カズオ」と読む。小説家、といっても新人で、刊行された本は一冊のみ。ただし、この一冊が結構面白い。本については、以前にもレビューを書いている。

『富士子 島の怪談』のレビュー

最近、また谷さんとツイッターでやり取りをして、ちょっと驚くような話があったので書いておく。

まず驚いたのが谷さんの年齢。なんと56歳、俺より20歳も上ではないか!! 若手か、あるいは俺と同年代くらいかと思っていたのでかなり驚いた。

次は、驚いたというか呆れたというか、谷さんが小説を書いた理由が凄い。谷さんは、諸事情から勤めていた仕事を辞めていた時期がある。その時に「人間はなりたいものになれるんだ」と娘さんに伝えたくて、「お父ちゃん、小説家になってみせる」と約束をしたそうで、それから直近の文学賞を検索して、仕事はないから暇なんで実際に小説を書いて応募して受賞……。おいおい、そんなんアリかよ。

ただ、谷さんは言う。

「小説家になるよりも、小説家であり続けることのほうがはるかに難しい」

なるほど……。やっぱり俺は、このブログで片手間小説をしょぼしょぼと発表していくくらいがちょうど良さそうである。

個人的に応援している『遅れてきた新人作家』。どうか皆さんへの認知度が高まりますように。

富士子 島の怪談

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