2012年12月8日

図書館に本を寄贈するロマン

本棚の都合から、この数ヶ月間で図書館に何冊寄贈しただろうか。100冊は超えていると思うが、それでも本が溢れていく……。島内に古本屋があれば良いのだが、残念ながらない。ネットでブックオフに売ることもできるが、社員として働いていた身としては、どれくらいの値段をつけられるか大体分かるし、例えばそれで2-3千円もらうくらいなら、島の図書館に寄贈することで何らかの文化貢献にでもなれば良いかなと思っている。

とは言っても、家族に読ませたい、あるいは自分の蔵書として所持し続けたいと思う本は寄贈しないわけだから、ある意味で不良在庫を引き取ってもらっている形でもある。いや、確かに読んですぐ寄贈決定する本もあるが、面白いから手元に残しておこうとしたものの、数ヶ月経って読了後用の本棚が埋まりだして、「やっぱりこれは寄贈で良いか」と押し出される本もたくさんあるので、寄贈する本のすべてが面白くないわけではない。それに、本の趣味というのは十人十色なので、俺が面白くないと思って寄贈した本で胸打たれて人生が変わったという人が出てこないとも限らない。そんな愚にもつかないロマンを抱けるのが図書館への寄贈なのだ。

6 件のコメント:

  1. 転勤するたびに本を職場とか独身寮とかに寄贈し続けてきました。
    千冊、いや数千冊かもしれない。
    ときどき本屋、古本屋などで見て、ああ、惜しいことをしたと思うような本も結構あります。
    でもあれを全部置いといたら家はつぶれています。
    もったいないと思うのは読んだ中味をすべて忘れていることです^^。

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    1. >佐平次さん
      数千冊は凄い!!
      全くこちらのイメージなんですが、佐平次さんはずっと東京に住んでいらっしゃるとばかり思っていました。転勤が多かったんですねぇ、意外です。

      俺、家を建てるなら書斎の床は補強したいと思っています^_^;

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  2. うちの街と逆ですね。
    図書館で、年に一度、「配布会」というのがあって、余ったりベストセラーで複数資料になってた本が熱が冷めた頃、無料で貰い放題です。
    「古本屋に売ったりしないでください」とのことですが、図書館の印が天に押され、表紙がビニールシールにくるまれ、図書館のバーコードまで付いていても、やはりそれらを何らかの方法で引っ剥がして売るヤツが後を絶たないようで。

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    1. >ししとう43さん
      そんな図書館があるんですね。ごくまれに、ネットで中古本を買ったら、明らかに図書館払下げみたいなものがあるんですが、それはつまりこういうことだったんでしょうかね。まったく……。

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  3. 転勤や 引越しの度に ハードオフやブックオフのお世話になってます。
    すっごく安くなるのは 悲しいけど いままでに 諭吉さん超はしてますよw
    要らなくなった3輪車、ベビーカーシート、ブランド靴(新品)とか
    CD、絵本、問題集や 辞書、など こんなん売れるの?って思ったほど。
    図書館寄贈も素敵ですね、でもせっかく持っていっても (いま、受付機関じゃないとか)お役所仕事で断られたらげんなりするかも。(笑)

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    1. >あじさいさん
      ハードオフが近くにあると良いなぁとほんと思います。本は図書館に寄贈できても、その他の大きなものは捨てるしかないんですよね……。

      図書館ではカバーがないからと寄贈を断られたことがありました。カバーなしでも本はきれいで、かつ島の図書館には置いてなさそうな一般向け精神科の本だったんですけどねぇ……。

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