うつ病でも、統合失調症でも、その他の病気でも、初診時に本人や家族を労う。
「ここまでよく独りで耐えましたね」
「皆さんの支えがなかったら、きっと今より大変だったでしょう」
数秒で済む簡単な一言が、数十年に渡る治療を決定づけることもある。
その逆に……。
「なんでこんなになるまで放っといたの!?」
なんて無神経な言葉を投げつける医師も、残念ながらいる。
言われた家族はショックだし、「こんな」と言われてしまった患者は辛い。
こういうトラブルメーカーが、フリー医師として全国の病院を巡っている。当院にも過去にいて、それ以来、フリーの精神科医を非常に警戒している。
初診の時、先生に「よく来ましたね」って言われたのを覚えています。「つらかったでしょう」と。
返信削除その一言でどれだけ救われたか。
身体科では「なんでもっと早くに来なかったんですか!」って怒られたことありますけどね…。
そう言われても、一般人としては、どれくらい悪化したら受診すべきなのかいまいち判断しづらいです。
軽症で受診したら、過剰受診だと思われそうで、ついついぎりぎりまで我慢してしまうので…。
>匿名2014年9月3日 22:50さん
削除医師と一般人との感覚のズレというのは、医師としては常に意識しておかないといけないんですが、こんなことを言う俺もついつい忘れてしまいがちなんですよね……。日々、気持ちを新たにし続けることが大切だと感じます。