2013年3月16日

図書館で乱読しよう

図書館が近くにある人には、とにかく利用しまくることを勧める。というのも、「乱読」に非常に適しているからだ。

「乱読」というのは、もちろん「熟読」とは違う。似たようなものに「多読」があるが、それとも違う。「多読」がそれなりに目を通しながらたくさん読むのに対して、「乱読」は自分にとって興味のない部分、不要な部分をバッサバッサと切り倒すように読み進める。自腹で買った本だと、こういう読み方はなかなかできない(実際には、買った本でもこういう読み方をするほうが良いし、俺は時どきそうしている)。

乱読することを前提として図書館に行くと、とりあえずタイトルが気になるという本を手当たり次第に気楽に借りるということができる。
「乱読を前提にしなくても、好きなように借りれば良いじゃん」
という意見もあるだろうが、実際には「これ借りても読むかなぁ……」という気持ちが出てしまい、思ったほど気軽には借りきれないものだ(俺だけかもしれないが……)。

図書館で乱読前提で借りてみて、読んで面白ければ熟読すれば良いし、そうじゃなければササッと読み切るか、バサッと読み抜くか。この島の図書館は意外に良いので、1-2週ごとに行き、5冊借りては熟読・乱読を使い分けている。中には凄く良い本があって、そこからさらに刺激を受けて世界が広がったり、本の中で参考文献として紹介してある本を買ったりする(そんなことをするから、200冊ある積ん読本がなかなか減らない……)。

それから、ちょっとセコい話になるが、気分的に税金を取り戻したかったら、図書館を使いまくれば良い。1冊1000円の本を10冊読み漁れば、1万円バックしてきたようなものだ。

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