2016年10月27日

死にたい女と死神が、短い言葉で語り合う 『わたしの優しい死神』


百聞は一見にしかず、というタイプの絵本。言葉であれこれ説明するより、写真を何枚か見てもらうほうが良いだろう。
見開きで60枚くらい。
特別に深いわけでもなく、かといってありきたりではなく、読む人の気分で受けとりかたが変わる不思議な絵本。

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5 件のコメント:

  1. 最近、やっと定価程度で古本を入手できました。
    気持ちが安らぐでも、楽になるでもなく、「凪ぐ」という感じの本でした。
    主人公の絶望にシンクロしながらも、ユーモラスな死神のしぐさにふふっと和むというか。
    とりあえず、(突発的にしてしまうなら別として)準備して実行する程度の心持だったら、この本を読めば、とりあえず先送りしても良いかな、と思えるかもしれません。時間が稼げれば、その分落ち着くこともありますし。

    この本は再版してほしいですね。色々な人に届いてほしいです。

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    1. >匿名2017年6月6日 13:19さん
      たまたま出会った本ですが、多くの人の目に触れて欲しい内容ですよね。
      個人的には、洋書の邦訳かと思ったら、日本人が描いている、というのも驚きました。

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    2. 遅くなりました。匿名2017年6月6日 13:19です。
      確かに、日本風でない作風ですね。絵もセンスも、「死神」が出てくるところも。私も洋書っぽいな、と思いました。海外でも通用すると思います。
      この本は(電子書籍でなく)本で持っておきたいです。
      埋もれてしまうのはもったいないなあ……。

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    3. >匿名2017年6月30日 17:03
      復刊を期待したいですね。
      自分のものは今のところ、作業療法室に預けてあります。
      患者さんたちが読んでいるかなぁ?

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    4. 作者のきのとりこさんと一緒に、千倉書房で息を吹き込ませていただきました。フランス語、イタリア語、中国語にもなったこの作品。新装版は仏語も併記されています。ぜひ、ご一読ください。https://www.chikura.co.jp/category/select/pid/1040

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