2013年3月8日

毒になる親

毒になる親
非常に良い本で、多くの人に読んでもらいたいと思う。しかし、実際に診察室に来る患者で、この本が凄く助けになってくれるだろうと確実に予想されたとしても、どうにもタイトルが過激すぎて勧められそうにない。もし精神科医からこの本を勧められたことを患者の親が知ったら、親を含めての治療関係は壊滅的だ。

これは、患者自らが自然なかたちで見つけて読み始める方が良い本だろう。

養育環境に問題があった人、あるいは彼らの友人やパートナーは、ぜひ一度はこの本を読んだり勧めたりしてみて欲しい。

2 件のコメント:

  1. 初めまして!以前からブログ拝見させて頂いてます。

    【毒になる親】は読みました!
    しかしスーザンフォワードの本は凄く良いのですが
    機能不全で育った者にとっては読むのに多少の
    苦痛を伴うので読破するまで時間が掛かりました。。。

    個人的感想ですがスーザン3部作と勝手に呼んでますが
    【毒になる親】
    【不幸にする親】
    【となりの脅迫者】
    の、順で制覇出来ると尚良いです!
    【となりの脅迫者】は「ブラックメール」という手法で
    子供や配偶者を支配コントロールしてくる相手の手段と
    対応策を学ぶ為の本なので、かなりおススメです!

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    1. >ゆうさん
      毒になる姑、なんて本もありましたね。俺はこの本にあるほどのひどい家庭ではなかったので、読むのにそう苦労はなかった方ですが、それでも時どきはギクリとしました。
      スーザン三部作、今後の読書の参考にします!

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