2013年12月12日

ゴサインタン―神の座

ゴサインタン―神の座
俺と同年代、地方名士の息子である39歳の独身・結木輝和(ユギ・テルカズ)が、ネパールから迎えた妻・淑子によって破滅させられ、そして淑子を求めて再生していく物語。

書き出しと中間地点、そしてそこからラストがまったくもって予想外。どんな話になるのか、どこに落ち着くのか、着地点が分からないまま、文章力にひかれて読み進めると、「そう来たかぁ」というところに辿りつく。

名作である『仮想儀礼』に比べると、いささか見劣りするようなところもあるが、これはこれで良い本だった。

蔵書決定。

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