2014年8月18日

蒼穹の昴

蒼穹の昴(1)
蒼穹の昴(2)

清朝末期を舞台にした、歴史小説、ではなく、歴史ファンタジー。主人公二人は実在の人物をモデルにした架空のキャラで、他には歴史上に名を遺した人たちがたくさん出てくる。

このブログのコメント欄でお勧めされて買ってみた本で、読んだ感想は大ヒット!! 何度となく目頭が熱くなった。

長い小説であり、中国名が面倒かもしれないけれど、この文庫本の親切なところは、見開き2ページの中で初めて出る中国読みにはすべてルビがふってあるところ。だから、わざわざページを戻って読み方を確認する必要がない。

夏休みのある人は、その期間のお供にどうぞ。

2 件のコメント:

  1. お、ついに(*^^*) 中国史物って漢字多くて食わず嫌いやったんですが、これだけは別物で。涙あり、笑いあり、高揚感ありで、これぞ小説と思います。ちなみに、春児の行方不明のお兄ちゃんの続編も割と面白いですよ♩でもこれが一番でしたが。私は昨夜、空飛ぶタイヤ一気読みで涙涙でした…先生の読書レビューは本当参考なります。これからも楽しみにしてます。

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  2. >遥さん
    光緒帝と乾隆帝が寝ている珍妃の前でやる会話が爆笑ものでしたw

    レビューを書くにあたってAmazonを調べていたら、『中原の虹』が春児の兄の話だと知り、どうしようか迷いましたが、やはりこれが一番とのことで、一応ここで踏み止まっておきます。積読が多すぎて……^_^;

    『空飛ぶタイヤ』は家族がいるといないとで、読んだ時の身近さが違うと思います。独身時代に読んでいたら、果たしてあそこまで泣けたかどうか。

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