2015年2月18日

脳は確率に弱い 『たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する』

たいていの人の脳は、瞬時に確率を計算したり判断したりすることには不向きにできている。そう、きっとあなたの脳も。

試しに、次の問題を考えてみて欲しい。

ある大学の期末試験を、前日に飲みすぎた二人の学生がすっぽかしてしまった。その理由として、彼らは口裏を合わせて教授にこう言った。
「車で一緒に大学に向かう途中、タイヤがパンクしてしまった」
そして再試験を求め、教授はそれに同意した。再試験の問題は2問。1問目は5点の配分でそう難しくはなかった。2問目は95点の配点で、問題用紙にはこう書いてあった。
「パンクしたのはどのタイヤだったか?」
さて、二人の大学生の答えが一致する確率は何分の1だろうか? なお、引っかけ問題ではないので、車は4輪車を想像すれば良い。

正しい答え、それから考え方は、きっと誰かがコメントするだろう。

それが待ちきれない人は本書を手にとって読んでみると良い。きっと確率・統計というものが少し身近に感じられるようになると思う。

8 件のコメント:

  1. 8分の1って言わせたいのでしょうが、オートバックスのタイヤって答えることもあると思うので、その問題の答えは数字による回答不能です。
    未熟な科学のおかげで統計は最善の判断基準になってますが、あんなもの科学ではありません。
    多次元による考え方を停止させる最低な科学の根拠のはずなのですよ。

    精神科だとかゆみ止めつくっててクロールさんできたわけですが、いや最低の薬だけどね。

    統計に頼らないと今の科学は危うすぎる。
    ラットさんごめんなさい。
    あと特に最強の科学のお供であるところの統計学適用できないのに、脳萎縮ひきおこすのとっくにわかってるにも関わらず医局の都合で双極の人に向精神薬ぶちこんでごめんねって感じなのかな?

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    1. >匿名2015年3月2日 5:34さん
      残念! 8分の1と言わせたかったわけではありません!!
      正解も、8分の1ではなく……。
      正解者が現れるのを待ちましょう!

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  2. ↑追記
    そんな本よりゲド戦記の影との戦いとか読んだほうが面白いですよ。
    主人公は、祝われると出てけと言われたと勘違いします。
    スキゾとかの患者の理解に役に立つのではないでしょうか?
    当人の問題が大きければ精神的に脆弱でなくとも、”障害”は起こります。
    理解が足りなければ、「治してあげるよ。こわくないよ。」
    で思考停止しておしまいですから。
    理解不能ならだまって8種類にわけて、バルブロ酸でも売りつけていつまでも治療放棄していればいいと思います。
    なんてゆうか無難ですものね。
    本人が治らなくても周りに迷惑かかりにくくなりますから。
    データが十分に集まったらまた違う薬使えば、再び統計上のデータ集まるまでそれ使ってれば折り合いもいいですし。

    患者の過去と人類と生物の過去が少なくとも係っているっている問題なのに、脳と他の臓器麻痺させて肺癌になりにくいよー長生きするよーとか言ってればもーまんたいですもの。
    年取ったら投薬によるリスクの高い認知症になって、うかつに使えなくなるはずなのにそれでも迷わずおニューのDいっぱいついた高級お水で作ったお薬で死ぬまで投薬続けて、「うーん。やはり脳がかなり萎縮してるね。」
    「この因果関係調べて論文書きたいなー」
    とかできますね。
    それでなくても脳を萎縮させる機能は人間に不可欠なのに、薬でさらに削っちゃうんだからサービス精神旺盛な商売ですね。
    精神科医って。

    せめて娘さんかわいがってあげてください。
    今のうちに。
    匿名ですみません。


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    1. >匿名2015年3月2日 6:06さん
      『ゲド戦記』は数年前に全巻読みましたよ!!
      俺の好みは『さいはての島へ―ゲド戦記〈3〉』でした。

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  3. 初めまして。
    うん。
    僕は影との戦いは楽しかったのですが、さいはてはよく覚えてすらいないですね。
    悩みおえた人間に物語の主格の価値はないからです。
    同じくファンタジーの指輪物語のラストで語られる船、うすまった生といったほうが、物語としての関心はふかいです。

    いちはさんはさいはての物語の中で、いったい何がそんなに気に入ったのかお暇なときにでも書いてみてくれませんか?
    興味があります。

    僕もだれにも関心を示さずたちあがりそうもないおばーちゃんが立とうとして家族に止められてたとことか見ましたが、いちはさんの患者さんで、電気ショックはなかったからはげましの声掛けてたらよくなったとかいう方その後どうしてますか?
    ちゃんと社会とかかわって生きて行けてますか?
    そうだとしたら、その方に対して、実は社会というのはこう言った風に考えるのが大人の中では一般的ですとか、じつは俺もそういったのなったことあるとか以外に何を言ってあげられましたか?

    ああ。算数苦手でして、統計学ってのも多次元考慮してるとかいってますが、そもそも数字使う学問において有効な思想については0は0のみしか存在を許されないし、1なら無限円環の許容につながるといった支配的な考え方がありますが、実際に世界の構成されている有様から見て、両方ありえないと思うのです。
    まず1問目は2人にとって難しくなかったのかこの問題を提起している人にとって難しくなかったのか、はっきり書いていないので、1問目は回答不可能性設問として除外してみました。

    また5点と95点については、設問にふられた難易度そのものが確率に影響を与えるため注視すべきなので二問目の正解率は1問目の19分の1と設定。(5/95)
    不正解だった場合一致率は数値化不能。
    正解であれば無条件で一致する問題でなければ設問としてあまりにも無意味なので、仮に2問目一致のための難易度による一致率修正、(1/19)×(1/8)これに限りなく0に近くなるはずの不正解時一致の数字を足したものが2問目の正解率。
    よりどころはありもしない正解をさせないと2人の答えが日本語で構成されている限り一致しないという点です。
    まったく保証できないはずの正解すれば一致に頼らないと、数字が出ない。

    要素は一致.不一致.の2つと人数しかピック不能で、その他の次元の追加不可能なためこうなってしまう。
    もう難易度修正かけてみただけです。
    95点振った先生の判断に完全な正当性を見つけないときつい。


    あと、2問目って2人は実際にはパンクしてないタイヤ4種類を”正解”させようとするはずですが、これに関しては、通常の日本の言語によっておこなわれるはずなので、正解したからといって本来一致はしないはずです。
    絶対という言葉を使っても構わないほど確率が落ちてくるのでここも数字で書かせるには無理があります。
    あと二人は答えをキーボードで打ってますか?
    それでも僕には計算は無理です。
    この問題に常用の数字で答えが出せるとしたらいったいいくつになるんでしょうね?
    こちらも遊びですが関心はあります。
    確かに。
    返信ありがとうございました。
    正解者・・・書き込んできてくれるんでしょうか?
    楽しみです。

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  4. >匿名2015年3月2日 9:30さん
    ブログの中でちょろっと感想を書いていました! 右上の検索で出てきます。

    ECT、実はあれから導入したんですよ。その人にはその後かけようとしましたが、いろいろあってできませんでした。今は曇天ときどき雨という感じの状態です。

    正解、誰か自信を持って書いてくれないですかねぇ。実を言うと、面倒がらずにきちんと組み合わせを書き出せば、そう難しい問題でもないんです。

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  5. そうですか...。
    つらいことに枝葉が付きにくくなれば確かに状態は改善が見込めますが、直接先陣切ったペンフィールドでさえ指向性をもって行うことはできないと確認済みですし、いや。MAP作った上で脳内に導体や半導体で加工処理施した上でやることができれば可能ですが、経済的にも技術的にもむりですよね。
    またそうした技術や手間や時間をかけても、自己抑制または、いやもうめんどい。
    自己調節のじゃまになってしまうし、自分で了解して実施させたからこそ心に傷を受けることもあるので、やれなくてよかったと思ってます。
    自己調節も10~20%くらい効果見込めるのにつぶすのもったないし、雨天時々雨なら、その方なりの良い結果と思います。
    これからも思いやってあげてください。

    ...でです。
    問題なんですが僕はギブです。
    なぜならばスピリチュアルめんどくさいからですw
    PLZSBHelpUs!!

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    1. >匿名2015年3月3日 12:22さん
      正解者、気長に待つことにしましょう!

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