2015年3月27日

ニッポンの書評


このブログは書評ブログではないが、連日のように読んだ本の感想や紹介を書いている。そして本書はそういう匿名の書評(のようなもの)を無責任、卑怯だという。

ふざけんなこのヤロウ。

こちらは本を読むのに金を払っている。プロ作家は文章を書いて金をもらっている。読者が読んで面白くなければ、それをそのまま感想として書く。それのどこが卑怯なのだ。

こんなことを書くと、金を払えば何を言っても良いのか、という批判を受けそうだ。確かにどんなレストランや食堂に行っても、食べ終わったら「ごちそうさま」と言う。でも美味しくなかったら二度と行かないし、それは他の人にもアドバイスしたくなる。それが人情。まぁ食べログ問題のように、食べずに批評だけ書くというのは卑怯だが。

そもそも、金をもらって本を書くプロの物書きが、
「面白くなかったなんて匿名で書くな、卑怯者!」
と批難するのはあまりに情けない。もちろん、品性下劣な文章で著者をこき下ろすなんてのは、書評うんぬん以前の問題で、そういうことをするのは低俗だとは思うけれど、本の中身に関してはいくらでも正直に書いて良いはずだ。

とにかくもう、ふざけんなこのヤロウ、という本だった。

2 件のコメント:

  1. 評論という分野を、「批判するなら自分が書け」と完全否定する小説家は、時々いるなあ。
    まあ、中村光夫と誰だか名前を忘れた小説家の、「日本の私小説は読むに値しない」VS「読んでからぬかせ」の論争もかなり不毛だったけど。

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    1. >ししとう43さん
      スポーツ解説、政治評論、その他なんでも同じことが言えそうですね……。

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