あっという間に読み終えるが、たまにはこういう小説も良いかな、という感じで面白かった。著者はどちらかというと脚本家として有名なようで、だからテレビドラマを見ているような感覚で読み進めることができた。展開はそう派手ではないが、なぜか惹きつけられる感じのする小説だった。
27歳のヘルパーの草介と、彼に淡い恋心を抱く46歳の女性ケアマネの重光さん、そして彼女に不思議な欲望を覚える81歳の吉崎老人。それぞれの秘密が静かな日々の中でふと泡立ち、奇妙な恋が動き出す。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。