2015年11月10日

「バカがボーッと観ていても理解できる」といった酷評にも頷ける 『ゼロ・グラビティ』


子どもたちを早く寝かしつけて、妻とワインを飲みながらの映画ナイト。そこで選んだのが本作。

感想は「面白かったぁ」だが、その後にネットで評価が分かれていることを知り、確かに否定的意見にも納得できるところがあった。シンプルすぎるストーリーについて「バカがボーッと観ていても理解できる」といった酷評もあり、これには思わず吹き出してしまった。確かに単純な映画だった。

壊れた宇宙船から別の宇宙施設まで、ガスをプシュプシュやりながら移動するというのはさすがに無理がある。いくら宇宙には空気がなくて光が弱まりにくいといっても、何十キロも離れている施設を目視できるとは思えない。あの描き方だと、何百メートルしか離れていないような設定だと思うが、実際には施設同士がそんなに接近していることなんてほとんどないんじゃなかろうか。

俺が気に入ったのは、サンドラ・ブロック演じる女性博士が地球に帰り着いて、よろけながら見せた嬉しそうな表情。重力を感じることへの喜びと、その画面に重なる「gravity」の文字。良い組み合わせだと思う。ところで、この映画の原題は『GRAVITY』。どうして邦題でゼロを付け足したのだろう?

宇宙船とか潜水艦とか、そういう密閉空間ものの映画が好きな俺からしたら充分に楽しめたのだが、これでアカデミー受賞というのはやりすぎかな。

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返事が遅くてすいません。