ある事件の精神鑑定をやることになったときの話。録音された脅迫電話のテープを聞いて欲しいということで、検察から捜査官(?)が携帯用のカセットプレイヤーを持って来た。
再生すると、
「むぉぅしむぉうし、くぉちぃらぁわぁ……」
と、酔っぱらったような、ラリっているような、とても変な声。なるほど、これは不気味な脅迫電話だ。と思ったら、捜査官は「あれ?」という感じで、何度もプレイヤーを確認している。いろいろ試した挙句、
「あぁ……あぁ、あぁ、あぁ……はいはい」
一人で納得して、捜査官、苦笑。そして席を立ち、
「すいません、電池買ってきます」
電池切れかよ!
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