2018年7月28日

平常業務は60%全力投球!?

若い先生を指導する立場にあったときは、
「日常業務は60パーセントの力でやれ」
と言ってきた。これは、「トラブル発生時のための余力(緩衝材)を用意しておけ」ということであるが、同時に「平時の日常業務くらいは60パーセントの力でこなせるようになろう」という叱咤激励でもある。

「平時の日常業務は60パーセントの力で」って、少なくない!? それって、サボってない!?

そう感じる人もいるだろう。

みんな、自分の仕事を思い出してみよう。丸一日まったくなんのトラブルもないということは、きっとほとんどないだろう。60%を意識していても、小さなトラブル(ある程度の予測がつき、経験も活かせる)への対処でたいてい70%から80%は力を使っているものだ。だから、80%を意識して仕事すると、知らず知らず100%近くを出してしまっていて、すでに余裕はない。この状態で中等度以上のトラブル(予期しない、経験が活かせない)が発生すると、混乱やフリーズに陥る。

60%全力投球。

みなさん、これ覚えておきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。