こういう吸血鬼ものの映画では、人間の悲しみや汚さ、愚かさといったものを根底に敷いて話を広げないと、ただのアクション映画になってしまうのだが、本作ではイイ線いっていたのに踏み込み不足で惜しい感じ。もう少し掘り下げて、伏線張ったり、人間のえげつなさを見せつけたりしたほうが良かった。
出だしはなかなか惹きつけられた。アニメを使ったオープニングは最近ではそう珍しくもないけれど、ちょっとラフなイラストで描かれる人類とバンパイアとの戦史が魅力的で、これからの展開に期待が持てそうな気がした。
可もなく不可もないような内容で、最後は続編を匂わせる終わり方だった。ネットでの評判も、やはり中途半端な60点前後。
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