国民新党の亀井静香代表は22日の記者会見で、山口県光市で起きた母子殺害事件で元少年の死刑が確定することに関し、「どんな犯罪者の命であっても尊い命であることには変わりない。それを国家権力が奪うことは、私としては許し難い」と、反対する見解を示した。亀井氏は「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長。2012/02/22-15:01)彼が死刑に反対なのは良い。それは個人の思想信条だし、実際に亀井は『死刑廃止論』という本も出している。 しかし、この裁判の行方がマスコミを賑わせていた時、テレビはともかくネットでも亀井の姿を見た記憶がない。そんなにこの死刑判決を許し難く思っていて死刑に反対しているのなら、判決が出る前に騒ぎを起こせば良いのだ。彼ほどの影響力がある人間なら、さすがに判決を変えるまでには至らなくとも、マスコミや世論の風向きを微調整くらいはできたはずだ。しかし、亀井はそれをしなかった。
なぜか。
それは、亀井が、今この瞬間こそが最高のパフォーマンスのタイミングだと分かっているからだ。判決前に死刑に反対との自説を大きく喧伝すれば、同じ反対派からは称賛を浴びるかもしれない。だが、日本は死刑賛成派のほうが多いし、今回の事件は犯行内容も陰惨で被害者に同情する人たちもかなり多く、彼らの反発を買うのも避けたい。だから今なのだ。今なら、そこまで大きな反感もない。もう死刑は確定したのだから、ほとんどの人の溜飲は下がっている。語気強く「許し難い」などと強烈な言葉を使うことで、死刑反対派にはしっかり自分をアピールできる。
こんな記者会見、こすっからい老人の演芸場だよ。
昔から嫌いだが、ますます嫌悪感を募らせてしまった。
自分の空っぽさをカムフラージュしてるように思えるんですよねぇ・・・。
返信削除でも、パフォーマンスとしては上手いことやってますよね。死刑の是非について関心が寄せられてる時期でもあるし。
だから政治の世界でやって行けてるんでしょうけどね。
>あー太
削除こういうジジィが日本の舵取り組みの一員かと思うとね……。こいつの地元民はなにやってんだろうと、つくづく……。
あ、それを言うなら、こちらの地元にもろくでもない代議士がいましたなぁ。
日本全国いっぱいいますよ……。
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