2012年6月10日

店を走り回る子どもを叱らない親って……

学生時代、仲間数人と近くにあるナントカの丘という広い公園に行った。頑丈な木のテーブルが並べられていて、そのうちの一つを囲んで俺たちは座った。近くには5、6歳くらいの子どもらを連れた30代と思われる女性二人がいて会話に夢中だった。

子どもらは退屈してか、靴のままテーブルに乗り上がり、あっちのテーブルこっちのテーブルとジャンプして遊び始めた。この時点で俺はピキピキと来ていたけれど、さすがに他人の子を注意するのも気がひけてしばらく黙っていた。ところが、いよいよ子どもらは調子づいてきて、ついには俺らが囲んでいるテーブルの上にまで飛び乗ってきた。もはや我慢の限界。俺はその子どもらを睨みつけ、

「おい」

と言いかけたところで、女性の一人が大きな声を出した。

「こらっ!!」

女性の叱るタイミングは遅いけれど、それでもきちんと注意する姿勢は評価したい。

と思ったら……、

「危ないよ! ケガするよ!!」

注意のポイント、そこじゃねぇぇぇぇぇぇぇっし!!


叱られた子どもたちはバツの悪そうな顔をして母親たちのところへ行った。

以上。

……。

そう、母親らは、一言も俺たちに謝らなかったのだ。あの親ありて、この子らあり、だな。皆さんがこの母親だったら、こんな時、どういう対応をするだろうか。

店を走り回る子どもを叱らない親って…
好奇心旺盛な2、3歳くらいの年齢の子どもにとって、スーパーの陳列棚の商品や広い飲食店のフロアは遊び場に思えてしまうのか、何にでも手を伸ばしたり走り回ったりして落ち着きがなく、外出時は一時も目が離せません。過保護な親は「モンスターペアレント」と呼ばれ、親のモラルが問われる昨今、黙って見守るわけにもいかず、かといってむやみに声をあげて叱りつけるわけにもいかず、育児の難しさを痛感している人も多いのではないでしょうか。

そこで、外出先で騒ぎたがる子どもに対し、親はどのように対処すべきか、教えて!gooに寄せられた意見を元に探ってみました。

「お店で走り回る子どもについて」

質問者は3歳前の娘を持つ母親。分別が付くであろう小学生くらいの子どもが暴れているのを見ると、なぜ親は注意しないのかと不愉快に感じることがあるそうです。しかし、2歳の子どもに対して同じように言い聞かせるのは容易ではなく、言葉でのコミュニケーションにも限界があるため、親としてどのように対処するのが良いのでしょうかと質問を投げかけています。

これに対し、育児経験のある女性を中心に様々な声が寄せられました。

飲食店で子どもが暴れているのにも関わらず親が放置していたため、代わりに自分が注意したことがあるという三児のママastrochanさんは「小さいから仕方ないというものでもない」とコメント。言葉の理解が難しい年齢であっても繰り返し伝えることで、子どもなりに「この場は騒いではいけない場なんだ」と自然と覚えるようになるとのこと。

また、3歳未満の二児の母であるq-_-pさんからは、「『まだ幼児だから』と言っていれば、それがいずれ『まだ小学生だから』となって、教えるきっかけを逃すだけだと思います。完全に意味を理解できなくてもいいから、最低限必要なマナーだけは教えてあげるべき」と、小さい頃からのマナー教育が重要であるとしています。

一方で、1歳になる子がいるM-mariaさんは、生きていく上で必要な知識が不十分な年齢の子どもは、走り回ったり暴れたりといった様々な体験を通して勉強をしているのではないかとし「限度が超えていなければ少しだけは多めにみてあげては?」とコメント。無理矢理止めるのは難しい子どもの好奇心を育てつつ、必ず手を繋ぐようにして、どこへ行きたいか聞き一緒に行くようにしてはどうかとアドバイスしています。

■ヨーロッパでは走り回る子を見かけない?その理由は…

noname#59458さんによると、ある本に「ヨーロッパでは、生まれたばかりの子どもは『動物』とみなされ、その動物に教育(物理的・精神的)を施して『人間』に育て上げるのが親の使命だと考えられている」とあったそうで、実際ヨーロッパに滞在中、騒いで走り回る子どもは殆ど見かけなかったそう。

あちらでは、子どもが悪い事をした際は今の日本では考えられない程大声で叱り、時にはお尻を叩くこともあるのだそうで、そうした躾教育のためか、ファーストフード店でさえ日本のように騒ぐ子どもはめったにいないそうです。noname#59458さんは、その差は親の責任感の違いではないかと指摘し「全てが子ども中心の最近の社会のありかたも問題だと思う」とコメントしています。

子どもの外出時に問われる親の責任。みなさんは、2、3歳の子どもが騒いだとき、どのように言い聞かせますか?

注目ワード編集スタッフ(Chumoku Word Staff)

2 件のコメント:

  1. CIao Willwayさん
    私たちが子供のころは、近所のおばさんおじさんに叱られたもんで...
    そう言う他人に怒られるって言う環境は凄く大事だと思うわけで
    イタリアは、まだ大人や老人がちゃんと知らない子供ばかりか若者にも注意する、それがいいのではないかと
    あと大人の場所と子供の場所ってのが結構決まってますから、子供に不都合な場所に子供は連れて行きません

    私は、イタリアの例に倣いガンガン注意してますよ 笑
    このあいだも子犬を引きずって歩いてる子供がいたので、ゆっくり歩いてあげなさい、そうじゃないと犬も楽しくないでしょ。と言ったら、横に親がいた 一瞬不愉快そうだったけど、無視しました ははは

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    1. >junkoさん
      俺も田舎だったせいか、時代だったのか、近所のオジサンオバサンから怒られていました。最近って、世間で騒がれるほど本当に怒られなくなっちゃったんでしょうかね?

      イタリアでも、他人の子どもを怒ったらやっぱり不愉快そうな顔になるんですねぇ。やっぱりそりゃそうか(笑)

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