人が窮地に陥った時、たとえば9・11の崩壊したビルの中や、遭難した山、漂流している海の上で、「その人」は現れる。それが誰なのか、どういった存在なのか、今ひとつ分からない。「守護天使」と呼ぶ人もいる。この本のタイトルのサードマンは「第三の人」という意味で、T・S・エリオットの詩の一節からとってある。
本書は「第三の人」を見たり感じたりした人たちの事例集といった感じ。冒険譚や遭難・漂流からの奇跡的な生還物語が好きな人にはお勧めである。
いつもきみのそばを歩いている第三の人は誰だ?ちなみにこの詩は、南極探検の話をもとにして書かれているそうだ。
数えてみると、きみとぼくしかいない
けれど白い道の先を見ると
いつもきみのそばを歩くもう一人がいる
本書は「第三の人」を見たり感じたりした人たちの事例集といった感じ。冒険譚や遭難・漂流からの奇跡的な生還物語が好きな人にはお勧めである。
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