親子の愛の深さ切なさ難しさに、涙なくしては読めない、そして何度となく涙した。
家にいて一人で読書をする時には、時に涙をこぼすこともある。しかし、自宅以外で本を読んで泣くなんてことはない。まして診療の休憩時間に、診察室で読んで涙がこぼれるなんて……。
「いまスタッフが入ってきたらどうしよう……」
そんな状態になるほど、この本には泣かされた。
「我が子」という言葉について、涙を流しながらしみじみと考えさせられる一冊。
福山雅治主演の映画『そして父になる』の原作、というわけではないが、あの映画に胸打たれた人ならきっとこの本でも心が震えると思う。
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