脊髄損傷で首から下が動かなくなってしまった天才犯罪学者リンカーン・ライムを主人公にしたミステリ。これでこのシリーズを読むのが何冊目になるか忘れたが、これまで同様、ただドンデン返しがあるというだけの小説ではなく、きちんと人間が描きこまれているところが素晴らしい。著者ジェフリー・ディーバーが弁護士だからか、一冊ごとに核となる社会的なメッセージも込められている。
このシリーズはそう多く出ているわけではないので、読み終えるたびに、
「あぁ、また一冊を消費してしまった……」
という気持ちになってしまう。そんなお勧め本である。
このシリーズはそう多く出ているわけではないので、読み終えるたびに、
「あぁ、また一冊を消費してしまった……」
という気持ちになってしまう。そんなお勧め本である。
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