2017年1月20日

ゆる系な研修医なら必読! モーレツ研修医も読んでおこう!! 『極論で語る総合診療』


すごい本である。裏表紙にはこうある。
すべての疾患について高い専門領域を維持し、入念に習得することは残念ながら時間的に「不可能」です。
そこで、著者はまえがきでこう語りかける。
「最も頻繁に遭遇する病気だけを、各専門領域から厳選して勉強するだけで充分である」ことをメッセージとして伝えたいのです。
内容は多岐にわたる。
  • 消化器
  • 整形
  • 神経
  • 循環器
  • 内分泌・代謝
  • 皮膚
  • 呼吸器
  • 感染症
  • 泌尿器
  • 血液
  • 耳&鼻
なお、監修者と著者の話し合いの結果、各章タイトルから「科」という文字を意図的に外したそうだ。この内容で4200円なら、充分に釣り合っているように思える。

自分は精神科医だが、精神科は患者から「よろず相談」的なプライマリ初期診療を求められることが多い。本書ですべてが事足りるとは思わないが、ここを足掛かりにして次の学習への一歩が踏み出せそうである。

これで極論シリーズは『睡眠医学』『神経内科』につづき3冊目になる。いずれも面白かったので、さらに手を広げてみたくなる……。

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