購入のきっかけは、自分自身が患者から「治せる精神科医に出会えた」と思ってもらえるために、いったいどういうことに気をつけなくてはいけないのか、何か参考になればと考えたからだ。
タイトルは患者向けという感じがするが、実際には医師が読んでもナルホドと思う内容が多かった。
中でも、「ふだん精神医療・福祉に無関心なのに、いざ自分が当事者になった時に慌てて名医探しをしても見つかるわけがない」というような記述には、思わずウンウンと大きく頷いた。
中沢先生の本は医療従事者でなくても読みやすいものが多いので、ぜひとも多くの人に手に取ってみて欲しい。
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語り継がれるべき名著 『精神科看護のための50か条』
ストレス社会を、生きぬくための息ぬき、息ぬいて生きぬく 『ストレス「善玉」論』
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